全6207文字
PR

 米津グループのプロジェクト 


ミウラショールーム(松山市、2018年)

ボイラーメーカーの三浦工業本社内にある顧客向けのショールーム。2棟の建物の内外に巡らせた水の演出とともに、6つの展示をシークエンスで見せる。水を巡る空間体験とともに、製品やブランドイメージの記憶を持ち帰ってもらうという意図で設計した(写真:井ノ口 洪太)
ボイラーメーカーの三浦工業本社内にある顧客向けのショールーム。2棟の建物の内外に巡らせた水の演出とともに、6つの展示をシークエンスで見せる。水を巡る空間体験とともに、製品やブランドイメージの記憶を持ち帰ってもらうという意図で設計した(写真:井ノ口 洪太)
[画像のクリックで拡大表示]
(写真:母倉 知樹)
(写真:母倉 知樹)
[画像のクリックで拡大表示]

トヨタカローラ新大阪名神茨木店(大阪府茨木市、2018年)

敷居が高いイメージの払拭などの課題に取り組んだライフスタイル提案型の自動車ショールーム。道路を引き込み、丘のように盛り上がる屋根に新車を展示する。限られた敷地内で諸条件を満たす複雑な形状を解くためにコンピュテーショナルデザインを活用した(写真:ナカサアンドパートナーズ)
敷居が高いイメージの払拭などの課題に取り組んだライフスタイル提案型の自動車ショールーム。道路を引き込み、丘のように盛り上がる屋根に新車を展示する。限られた敷地内で諸条件を満たす複雑な形状を解くためにコンピュテーショナルデザインを活用した(写真:ナカサアンドパートナーズ)
[画像のクリックで拡大表示]
(日経アーキテクチュア19年2月14日号「自動車になじむ丘の建築」参照)

ダイキンアレス青谷2期(鳥取市、2019年)

ダイキン工業の研修施設の増築計画のCG。コンピュテーショナルデザインを取り入れ、風や地形といった外部環境から建築のプロポーションを検討し、ダイナミックな曲線の形態を決めていった(資料:竹中工務店)
ダイキン工業の研修施設の増築計画のCG。コンピュテーショナルデザインを取り入れ、風や地形といった外部環境から建築のプロポーションを検討し、ダイナミックな曲線の形態を決めていった(資料:竹中工務店)
[画像のクリックで拡大表示]
(資料:竹中工務店)
(資料:竹中工務店)
[画像のクリックで拡大表示]

 設計トップの声  大平 滋彦 竹中工務店大阪本店設計部長
印象に残る設計プロセスを

(人物写真:生田 将人)
(人物写真:生田 将人)

 今の設計者には、クライアントの事業領域にまで踏み込んだ、新しい価値の提案が求められている。クライアントに対して、「何をしたいのか」「本当にそうなのか」と踏み込まないとプロジェクトがスムーズに進まないこともある。一方、われわれ建設会社は引き渡し後もクライアントとの付き合いは続く。設計者には、広い視野とマルチな能力が必要だ。

 私は常々、新たな価値の提案には、「設計プロセス」のデザインが重要だと言っている。一緒にターゲットを設定し、答えを導いていくプロセスこそがクライアントの印象に残る。

 米津は視野が広く、クライアントと楽しみながら新しい価値を見いだしている。設計部としては、手の届くところを走っている彼を手本に、若手の中から「次の米津」がどんどん出てくるようなロールモデルをつくっていきたい。(談)