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HARUMI FLAGには「外観が異なる建物」「豊かな緑」「充実した共用施設」がそろう。複数の建築家やデザイナーが共演してつくる街並みは、ミライの集合住宅の姿を映す鏡といえる。

 HARUMI FLAGはまさに1つの街だ。分譲住宅が4145戸、賃貸住宅が1487戸、合計5632戸で構成する巨大な集合住宅群である。商業施設もできる。交通の目玉は、虎ノ門と湾岸を結ぶ「東京BRT(バス高速輸送システム)」が乗り入れることだ。

 三方を海に囲まれた晴海ふ頭の敷地に、官民が協力して道路や公園と建物を一体開発する〔図1〕。建物を整備する特定建築者には、デベロッパー11社が名を連ねる。再開発面積は約13ヘクタールと広大。都内でこれほどの面開発は当分できない。

〔図1〕変貌する晴海、豊洲、有明マップ
〔図1〕変貌する晴海、豊洲、有明マップ
本特集で取り上げる2つの巨大プロジェクト「HARUMI FLAG」と「有明ガーデン」は、五輪関連施設を挟んで湾岸エリアの至近距離にある。「有明アリーナ」や「有明体操競技場」など五輪関連施設も続々と完成している。20年5月には、新交通「東京BRT」がプレ運行(一次)を開始。五輪後にプレ運行(二次)のルートが動き出す。図にはないが、22年度以降にはHARUMI FLAGに乗り入れる「選手村ルート(仮称)」もできる(写真:HARUMI FLAG広報事務局、吉田 誠、山田 愼二、資料:京成バス、東京BRT)
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HARUMI FLAG ▶ 五輪選手村
HARUMI FLAG ▶ 五輪選手村
(写真:HARUMI FLAG広報事務局)
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選手村ビレッジプラザ
選手村ビレッジプラザ
(写真:吉田 誠)
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有明ガーデン
有明ガーデン
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有明アリーナ
有明アリーナ
(写真:吉田 誠)
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有明体操競技場
有明体操競技場
(写真:吉田 誠)
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有明アーバンスポーツパーク
有明アーバンスポーツパーク
(写真:山田 愼二)
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東京BRT
東京BRT
(資料:京成バス、東京BRT)
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東京BRT、プレ運行(一次)、20年5月
東京BRT、プレ運行(一次)、20年5月
(資料:京成バス、東京BRT)
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東京BRT、プレ運行(二次)、五輪後
東京BRT、プレ運行(二次)、五輪後
(資料:京成バス、東京BRT)
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 最終的には24棟になるが、東京五輪で選手村として使うため、先に中層(板状)棟を21棟、商業施設を1棟建設〔図2〕。五輪後はレガシー(遺産)として受け継がれる。

〔図2〕1万2000人が暮らす街が東京・晴海に出現
〔図2〕1万2000人が暮らす街が東京・晴海に出現
HARUMI FLAGの配置図。全24棟で構成し、分譲・賃貸マンションの他に商業施設ができる。中央区が小中学校を新設する。再開発面積は約13ヘクタール。PORT VILLAGEは地下1階・地上15~17階、4棟で住戸数は1487戸。SEA VILLAGEは地下1階・地上14~18階、5棟で686戸。SUN VILLAGEは地下1階・地上14~18階(板状棟)、地下1階・地上50階(タワー棟)、7棟で1822戸。PARK VILLAGEは地下1階・地上14~18階(板状棟)、地下1階・地上50階(タワー棟)、7棟で1637戸。商業施設は地下1階・地上3階(資料:HARUMI FLAG広報事務局)
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