建築設計事務所の約75%が、コロナ禍が今期の業績に与える悪影響を懸念している──。日経アーキテクチュアの調査から、迫り来るコロナ不況に各社が身構える様子が浮かび上がる。好調だった2019年度決算を振り返りつつ、コロナ・ショックが設計事務所の経営にもたらす影響や、主要企業の「対コロナ戦略」を探った。

(資料:日経アーキテクチュア、写真:米国立アレルギー感染症研究所)
(資料:日経アーキテクチュア、写真:米国立アレルギー感染症研究所)
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●主要設計事務所の売上高ランキング
●主要設計事務所の売上高ランキング
日経アーキテクチュアの2019年度決算調査に回答した設計事務所の設計・監理業務売上高トップ15。売上高の右横にあるカッコ内の数字は対前年度増減率。調査概要は下記。16位以下を含めたランキングは「設計事務所2019年度決算ランキング」参照(資料:日経アーキテクチュア)※建設会社の調査結果は2020年9月24日号に掲載予定です
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調査概要
  • 各社の2019年度単体決算(2019年4月~20年3月の間に迎えた決算期の単体実績)をアンケート形式で調査した。調査票は20年6月初旬に郵送し、7月初旬までに回収した
  • 調査主体:日経アーキテクチュア
  • 調査協力:日経BPコンサルティング
  • 調査対象は、(1)公共建築設計者情報システム「PUBDIS」から抽出した20人以上の建築設計事務所、(2)前回調査(2018年度決算ランキング)における回答企業で、合計368社。回答社数は116社(回答率31.5%)
新型コロナウイルス感染拡大が、2020年度の業績に与える影響を聞いた。「良い影響がある」、「どちらかと言えば良い影響がある」を選択した企業は無く、多くの設計事務所が悪影響を心配している。回答企業は107社(資料:日経アーキテクチュア)
新型コロナウイルス感染拡大が、2020年度の業績に与える影響を聞いた。「良い影響がある」、「どちらかと言えば良い影響がある」を選択した企業は無く、多くの設計事務所が悪影響を心配している。回答企業は107社(資料:日経アーキテクチュア)
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