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 2023年1月調査では、鉄骨(S)造事務所の動向を紹介する。

 コストの動向を示す工事原価指数(11年=100)は137.3と、前月比で0.1%上昇した。25カ月連続の上昇である。専門工事別でみると、電気が0.6%上昇した。躯体、仕上げ、衛生、空調は前月から変わらずであった。変動の主な要因は、電気機器の工事費や資材価格の上昇である。

 前年同月比では、工事原価指数が9.2%の上昇であった。専門工事別でみると、仕上げが13.8%、躯体が11.7%、衛生が7.7%、電気が3.9%、空調が2.2%、それぞれ上昇した。変動の主な要因は、鋼材、アルミサッシ、生コンクリートなどの工事費や資材価格の上昇である。

(資料:建設物価調査会)
(資料:建設物価調査会)
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