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東日本大震災から丸10年を迎え、東北の被災地はよみがえったのか。37兆円超の関連予算を投じて進めた未曽有の復興事業は、どのような光景を生み出したのか。津波で大きな被害を受けた岩手・宮城県内の主な自治体の今を、カメラが切り取った。

津波で消失した市街地
かさ上げと高台移転で再建

奇跡の一本松と今泉地区の高台(岩手県陸前高田市)
奇跡の一本松と今泉地区の高台(岩手県陸前高田市)
高田松原津波復興祈念公園から「奇跡の一本松」越しに今泉地区の高台に整備した宅地を望む。高台の右端が気仙小学校。今泉地区で掘削した約500万m3の土は、気仙川に架けたベルトコンベヤーで高田地区に運び、かさ上げに利用した。写真左手の震災遺構は「陸前高田ユースホステル」(写真:村上 昭浩)
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高田南地区の津波復興拠点整備(岩手県陸前高田市)
高田南地区の津波復興拠点整備(岩手県陸前高田市)
約700万m3の土で、低地を約10mもかさ上げした高田地区だが、市街地には空き地が目立つ。南側の高田南地区では、商業施設やBRT(バス高速輸送システム)の発着場などを整備した。中央は2017年4月開業の商業施設「アバッセたかた」。にぎわいを取り戻す努力が続いている(写真:村上 昭浩)
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陸前高田市に押し寄せた津波の痕跡高は18.3mに達した(写真:池谷 和浩)
陸前高田市に押し寄せた津波の痕跡高は18.3mに達した(写真:池谷 和浩)
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今泉地区の土砂を高田地区に運ぶための巨大ベルトコンベヤー(写真:村上 昭浩)
今泉地区の土砂を高田地区に運ぶための巨大ベルトコンベヤー(写真:村上 昭浩)
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