アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで、コロナ禍で1年延期になった「2020年ドバイ国際博覧会」(ドバイ万博)が2021年10月1日に開幕した。中東およびアフリカ地域では、登録博として初開催となる国際博覧会だ。日本館は「Where ideas meet アイディアの出会い」のテーマを掲げた。多様な出会いから新しいアイデアが生まれ、未来がより良い方向に変わるというメッセージを最新の映像表現や空間演出で発信する。日本館は最大2時間の待ち行列ができる人気ぶりで、来場者の関心は高い。この勢いを、25年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)につなげられるか。

ドバイ万博の会場中央に設けられたドーム型の施設「Al Wasl Plaza(アルワスルプラザ)」。内部は世界最大級の360度プロジェクションスクリーンになっている。開幕前日の21年9月30日には、ここでオープニングセレモニーが開かれた(写真:Expo 2020)
ドバイ万博の会場中央に設けられたドーム型の施設「Al Wasl Plaza(アルワスルプラザ)」。内部は世界最大級の360度プロジェクションスクリーンになっている。開幕前日の21年9月30日には、ここでオープニングセレモニーが開かれた(写真:Expo 2020)
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ドバイ万博を知る6つの数字
  • 会期は182日間(2021年10月1日~22年3月31日)
  • 会場面積は438万m2
  • 192カ国がパビリオンを出展
  • 想定入場者は約2500万人に上る見込み
  • 会期後に約8割の構造物を再利用へ
  • コロナ禍前の経済効果試算は3兆円超(19年時点)
(資料:日本貿易振興機構のサイトなどを基に日経アーキテクチュアが作成)