
知る・見る・遊ぶ イチ押しイベント
目次
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災害リスクや対策の最新研究・取り組みを発表
日本学術会議の防災減災学術連携委員会と、62学協会などから成る防災学術連携体が開催する公開シンポジウム。異常気象による災害リスクの深刻化などを踏まえ、防災に関わる学協会の専門家が最新の研究や取り組みを発表する。気候変動に伴う災害リスク研究や復旧活動などの防災対応、国土利用や街づくりなどの災害対策を…
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建築と衣服に共通する「まとう」に着目
隈研吾氏とファッションデザイナーの江角泰俊氏、ミュージアムの「インターメディアテク」が企画した展示。「衣服」と「建築」の両者を、人の活動を包む「被覆環境」と位置付け、再生繊維などを用いて展示空間をつくり上げた。圧縮力と張力の釣り合いでバランスを取る「テンセグリティー構造」を応用したファッションや、…
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重松象平氏が空間演出のDIOR展
欧州のファッションブランドとして初めて日本に進出したとされる「DIOR(ディオール)」の、75年を超える歴史や作品をたどる展覧会。展示作品は1100点以上だ。これまで、フランスや英国、米国、中国など世界各国を巡回してきた。展示ストーリーに共通の要素を持たせつつ、開催地ごとに作品や空間演出などを変え…
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倉庫に敷いた「土」の中で挾土秀平氏のアートを体験
左官職人、挾土(はさど)秀平氏によるアート作品の展覧会。「土」「水」「光」といった自然とつながる美意識を表現した。展示では、生命の誕生や戦争などを伝える。
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ガエ・アウレンティの日本初回顧展
イタリアの女性建築家、ガエ・アウレンティ(1927~2012年)の回顧展が日本で初めて開催される。同氏はフランスのオルセー美術館やイタリアのパラッツォ・グラッシなど名だたる美術館で改修を手掛けた。加えて、都市計画や舞台芸術など様々な分野で活躍した。
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都市環境・都市設備から見るこれまでの10年と今後
10回目を迎える本シンポジウムでは、2つの基調講演とパネルディスカッションを予定する。
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巨大な年表で見る百貨店建築の変遷
本展は主に日本の百貨店建築について、ファサードやその空間の変遷を年表や模型で紹介する。建築設計者の浅子佳英氏と、建築研究者の菊地尊也氏が監修した。
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図面や模型でたどる原広司の軌跡
建築に何が可能か──。原広司氏は1967年に、この問いをタイトルにした著作を出版した。そこで示した「有孔体」理論と「浮遊」思想を出発点に、個人住宅から大規模建築物までさまざまな建築物の設計を続けてきた。本展はその理論と思想をテーマに、原氏の55年間の仕事を図面や模型、スケッチなどで紹介する。
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日本建築学会と土木学会が約1年間の活動を報告
日本建築学会と土木学会が、覚書(MOU)を締結してカーボンニュートラルやDX(デジタルトランスフォーメーション)などのテーマに連携して取り組む方針を明らかにしてから約1年。連携の進捗状況を報告するシンポジウムを開催する。
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地球と生きるための新たな視点を提示
TOTOギャラリー・間の運営委員である東京工業大学の塚本由晴教授、東京大学の千葉学教授、同大学のセン・クアン特任准教授、パリを拠点に活動する田根剛氏の4人がキュレーターを務める本展。
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磯崎新氏が示す建築の抽象形態
「建築は、地形の特性も、生活の臭いも、背後のわい雑な電柱や看板もない。純粋な幾何学性をもった空間や、ひとつの形式としての構造体でしかない」
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地盤震動研究50年から探る今後の在り方
1972年に初開催され、2022年に50回目の節目を迎える「地盤震動シンポジウム」。この間、1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災など多くの大地震が発生。シンポジウムを通して、その現象の理解などに努めてきた。
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建築のプロ4人がガラスを語る
2022年は国連総会が定めた国際ガラス年。それに合わせて、展覧会や体験教室など、様々なイベントが各地で開催されている。
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生活の中に潜むデザインを発掘
生活の中に潜むデザインを13人のクリエイターがリサーチによって掘り起こす。メンバーには建築設計者の西沢立衛氏、乾久美子氏、田根剛氏が名を連ねる。西沢氏は新潟県・宿根木集落の合理的な建物デザインをひもとく。乾氏は静岡県に点在する生活の工夫に着目。田根氏は岩手県で縄文人の暮らしを調査した。
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佐賀県にゆかりの深い日本近代建築の巨匠3人を紹介
辰野金吾、曽禰(そね)達蔵、村野藤吾──。日本の近代建築の巨匠として知られる3人はいずれも佐賀県唐津市にゆかりが深い。本展は3人が手掛けた仕事を紹介する。
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新庁舎開庁に合わせて隈研吾氏のスケッチなど展示
基本設計を隈研吾建築都市設計事務所、実施設計と施工を大成建設が担当した、兵庫県伊丹市の新庁舎が11月28日に開庁を迎える。その記念として開催されている本展。隈氏によるスケッチや設計初期段階の模型などによって、新庁舎が完成するまでのプロセスを紹介する。
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映画の光でオペラ劇場の内部を撮る
国内外で活躍する現代美術家、杉本博司氏の写真展。国内では初めての展示となる「オペラ劇場」シリーズが一堂に会する。「オリンピコ劇場(イタリア・ビチェンツァ、1585年完成)」や「ガルニエ宮(フランス・パリ、1875年完成)」など世界的に有名な劇場の内部を撮影した10作品が見られる。
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実物の住宅から迫るプルーヴェの思考
20世紀を代表するデザイナーであるジャン・プルーヴェ(1901~84年)。生産や施工のプロセスを重視し、カーテンウオールの開発や建築部材の工場生産、数人で施工できる組み立て式住宅の設計などに取り組んだ。
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「都市の風」の問題領域を歴史から探る
本シンポジウムは、ビル風を「都市の風」の始まりと位置付け、それが社会的に認知された時期を1970年ごろとする。日本初の超高層ビル「霞が関ビルディング」(68年竣工)を横目に、新宿駅西側で「京王プラザホテル」(71年竣工)など高さ100mを超えるビルが次々と建設された時期だ。
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建築につながるヒントが隠れた「風で動くアート」
オランダのアーティストであるテオ・ヤンセンの個展。風を動力源にして歩行する「ストランドビースト(オランダ語で砂浜生命体の意味)」の構造や動きの仕組みを紹介する。会場には10を超える作品が並ぶ。