1級建築士の受験要件が緩和され、合格者の若年化が進んだ。人気の高い難関資格とされる1級建築士資格だが、不確定要素の多い時代に、その1つで生涯安泰といえるのだろうか。今、建築界でキャリア形成の定石が変わろうとしている。日経アーキテクチュアと日経クロステックは建築関係者を対象に建築資格の実態を独自調査した。取材と322人の回答を基に、キャリアアップにつながる資格を探る。

Q.今後、建築資格の取得を考えているか?
Q.今後、建築資格の取得を考えているか?
日経アーキテクチュアと日経クロステックが実施したアンケート調査で、322人の建築関係者が回答。そのうち4割超が建築資格の取得に意欲があると回答した(資料:アンケート調査を基に日経アーキテクチュアが作成)
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Q.今後取得したい建築資格は?
Q.今後取得したい建築資格は?
「今後取得したい建築資格」を質問。いくつでも選択可とした。選択肢の建築資格数は合計43。調査概要の詳細は「6割が「役立った」と実感 建築士の“次の資格”はこれだ」を参照(資料:アンケート調査を基に日経アーキテクチュアが作成)
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