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2023年春に開業を控えた「東急歌舞伎町タワー」。特徴的な外装デザインは、ガラス表面に特殊加工を施して光の反射を制御したものだ。デジタル技術を駆使して見え方を検証し、印刷する模様をミリ単位で調整した。

 東京・新宿の繁華街、歌舞伎町でひと際華やかな超高層ビルが立ち上がっている。低層部から高層部にかけて色が変化する、“ドレス”のようなガラスファサードが特徴的な「東急歌舞伎町タワー」だ〔写真1〕。そのイメージは噴水。ガラス表面に特殊加工を施して、水を意味する伝統模様の「青海波(せいがいは)」を描いた。

〔写真1〕都心でも目を引く永山デザイン
〔写真1〕都心でも目を引く永山デザイン
東京・新宿の繁華街、歌舞伎町で建設が進む「東急歌舞伎町タワー」。地下5階・地上48階で、高さは約225m。主にホテルや劇場、映画館で構成して、1棟丸ごとエンタテインメント施設にする(写真:安川 千秋)
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 タワーのデザインについて、東急新宿プロジェクト企画開発室プロジェクト推進グループの富岡環課長は、「どこからでも『あれが歌舞伎町タワーか』と認知できる。街の新たなシンボルとして、にぎわい創出に貢献できるはずだ」と期待を寄せる。

 設計は、久米設計・東急設計コンサルタント共同企業体(JV)、施工は清水建設・東急建設JVが担う。外装デザインは、永山祐子建築設計(東京都新宿区)が手掛けた。