脱炭素で住宅の断熱が大きく変わる。対応は待ったなしだ。2025年の省エネ基準適合義務化に合わせて、国が省エネ関連の基準整備を急ピッチで進めている。住宅性能表示制度の断熱等性能等級もその1つ。ZEH水準の等級5が22年4月に施行。22年10月にはさらに上位の等級7と6が施行される。「断熱等級7は技術革新を促すための基準」と言われるほど高いレベルだ。高断熱住宅に先駆的に取り組む設計者や施工者の先行事例を取材するとともに断熱材メーカーや、大手住宅メーカーの対応状況を追った。

■雪国ハーフ住宅(UA値=0.18)
■雪国ハーフ住宅(UA値=0.18)
(写真:鈴木 亮平)
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■善応寺の家(UA値=0.23)
■善応寺の家(UA値=0.23)
(写真:アーキテクト工房Pure)
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■練馬K邸(UA値=0.25)
■練馬K邸(UA値=0.25)
(写真:安川 千秋)
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