コロナ禍が招いた需給の逼迫や、ウクライナ危機による供給網の混乱と燃料高、歴史的な円安──。資材高の先行きを見通すのはあまりに困難だ。足元では建築費の膨張による入札不調や事業の延期が続出。価格転嫁を巡る駆け引きが過熱する。混沌から新秩序は生まれるか。最前線を追った。

バブル期以来の建築費高騰
バブル期以来の建築費高騰
建設物価調査会の建築費指数(工事原価)の推移。この1年半で建築費は大幅に上昇し、バブル期以来の水準に。それでも天井が見えない(資料:建設物価調査会の資料を基に日経アーキテクチュアが作成)
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