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教育・文化・交流施設

23年 茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」
隣接する緑と融合する立体公園
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 市中心部の市民会館を建て替え、図書館、子育て支援施設などの市民サービス機能を追加。近接する都市公園のランドスケープと建物が多層に融合した「立体公園」を生み出す。吹き抜け内の縦動線を図書コーナーと連動させ、建物全体を視覚的、機能的に結び付ける。基礎免震構造を採用し、防災拠点の役割も担う。総事業費約160億円。

❶大阪府茨木市駅前3-9 ❷大阪府茨木市 ❸伊東豊雄建築設計事務所・竹中工務店JV ❹竹中工務店 ❺23年10月 ❻─ ❼RC造、一部S造・SRC造(基礎免震構造) ❽地上9階 ❾約2万m2

23年 熊本地震震災ミュージアム体験・展示施設
展示室を半屋外の軒下でつなぐ
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 熊本県と県下の市町村が進める、熊本地震被災地に点在する震災遺構や地域拠点を結ぶ回廊形式フィールドミュージアムの中核拠点。地震に関する展示学習、教育、交流などの機能を備える。高低差のある敷地に3つの展示室を配置。半屋外の軒下空間でつなぎ、阿蘇山の自然と呼応させつつ震災遺構との回遊性を確保する。総事業費約17億円(震災遺構の保存除く)。

❶熊本県南阿蘇村河陽地内 ❷熊本県 ❸大西麻貴+百田有希/o+h・産紘設計JV ❹橋本建設・豊建設工業JV ❺23年3月 ❻23年7月 ❼木造、RC造(一部S造) ❽地上1階 ❾1210.29m2

23年 江戸川区角野栄子児童文学館
公園の傾斜に沿って小箱を並べる
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 児童文学「魔女の宅急便」の作者、角野栄子氏の作品の世界観を体験するミュージアム。旧江戸川に面したなぎさ公園に建設する。なだらかな傾斜に沿って小さな箱を並べ、花のように軽やかに広がる屋根で覆う。角野氏のテーマカラーであるいちご色を内装の基本色に使用。総事業費18億6883万円、総工費12億4293万円。

❶東京都江戸川区南葛西7-3-1 ❷東京都江戸川区 ❸隈研吾建築都市設計事務所 ❹スターツCAM ❺23年1月 ❻23年11月 ❼RC造、一部S造 ❽地上3階 ❾1659.38m2

23年 大熊町立学び舎 ゆめの森
図書広場のある0~15歳の学校
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 0歳から15歳までの子どもが集う、義務教育学校と認定こども園を複合した公立学校。東日本大震災からの復興のシンボルとなる地域センターの役割も担う。三角形フレームの鉄骨造のスケルトンと木製のインフィルを組み合わせ、長寿命で自由な平面計画を実現。放射状に取り囲む多様な機能の中央に図書広場を配し、利用者の交流を促す。総工費45億3900万円。

❶福島県大熊町大川原南平2019-1 ❷福島県大熊町 ❸飯田善彦建築工房・鈴木弘人設計事務所JV ❹大成建設 ❺23年6月 ❻23年9月 ❼S造 ❽地上2階 ❾7882m2

❶所在地 ❷発注者、事業者 ❸設計者 ❹施工者 ❺竣工時期 ❻オープン時期 ❼主構造 ❽階数 ❾延べ面積