二酸化炭素(CO2)排出量の削減を狙い、急加速するコンクリートのGX(グリーントランスフォーメーション)。カーボンニュートラル実現に向け、CO2吸収型コンクリートなどが相次ぎ登場、建築物での活用事例も出て来た。製造時の排出量を減らすだけでなく、実質的にゼロ以下にするカーボンマイナスのものまで。政府の規制改革推進会議ワーキンググループも注目する期待の領域だ。「コンクリートGX」で何が変わるのか?普及に向けての課題は?先進企業の取り組みをリポートするとともに、識者に展望を聞く。

(写真:上段のpart1はStefan Müller、part2~4は日経アーキテクチュア、part5は池谷 和浩、下段の試験体は野口 貴文、人物写真は山田 愼二、背景写真はアフロ)
(写真:上段のpart1はStefan Müller、part2~4は日経アーキテクチュア、part5は池谷 和浩、下段の試験体は野口 貴文、人物写真は山田 愼二、背景写真はアフロ)
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