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明治は会計システムを刷新し、紙の伝票によるワークフローを電子化。月に30箱分もあった紙伝票をなくし、伝票の申請・承認手続きもスムーズに。経理業務の効率化へ入力不備・不正を自動抽出する内製ツールも用意した。

東京・京橋の本社ビル(写真提供:明治)
東京・京橋の本社ビル(写真提供:明治)
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乳製品や菓子など明治の主力商品(写真提供:明治)
乳製品や菓子など明治の主力商品(写真提供:明治)
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 「経理部門に紙の伝票が来なくなった。今まで経理部門が毎月段ボール30箱分の紙の伝票を外部の倉庫へ送っていたが、その作業がなくなった」――。菓子や乳製品を取り扱う明治の望月謙介アカウンティングイノベーションプロジェクトチーム専任部長は刷新プロジェクトの成果をこう語る。

 同社は2022年4月にワークスアプリケーションズ・エンタープライズの会計システム「HUE ACシリーズ」を本格稼働させた。明治は単体ベースで約4000人の社員から毎月送られてくる約1万4000件(証憑データの枚数ベース)の領収書の立て替え精算や、同3万件あった請求書の支払いなどを紙の伝票によるワークフローからペーパーレスに切り替えた。このペーパーレス化により、経理部門の業務全体のうち約2割の削減を見込む。

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