
ケーススタディー
目次
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新会計システムで電帳法対応 月30箱分の伝票送付を不要に
明治
明治は会計システムを刷新し、紙の伝票によるワークフローを電子化。月に30箱分もあった紙伝票をなくし、伝票の申請・承認手続きもスムーズに。経理業務の効率化へ入力不備・不正を自動抽出する内製ツールも用意した。
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年8000件の契約を電子化 紙と印紙なくし年1億円削減へ
神戸市
年間8000件に及ぶ民間との取引に電子契約を導入した。全面移行後に市と民間企業を合わせて1億円のコスト削減効果を見込む。セキュリティー基準や署名利用規程を整備し、行政利用の課題をクリアした。
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半年先までの出荷計画 新基盤で調達先と共有、関係強化
富士フイルムホールディングス
富士フイルムHDが部品調達先との間で、機密の計画情報の共有を始めた。新たに構築した基盤で、半年先までの出荷計画や部品需要量などを開示。調達先との信頼関係を強化し、部品の安定確保を図る。
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基幹システムをAWSへ移行 業務改善を優先し「3ステップ」刷新
スギ薬局
スギ薬局が全国1500店の従業員が利用する基幹システムを刷新した。機能追加、端末導入、クラウド移行の「3ステップ」で刷新を進めた。稼働後も従業員の声を聞いて改善を繰り返し、使い勝手を高め続けている。
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業務システムを全てSaaSへ 「持たない」を徹底し海外展開加速
トリドールホールディングス
トリドールHDは全業務システムを2023年4月までにSaaSに移す。2022年6月までに一部をSaaSに移行、定型業務の一部もBPOに移管した。「持たない」システムで海外展開や環境変化に素早く対応する体制を整える。
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トレカ認識AIの更新を自動化 AWS上でツール組み合わせ実現
コナミデジタルエンタテインメント
コナミデジタルエンタテインメントは画像認識AIの更新作業を自動化した。スマートフォンアプリに実装しているトレーディングカードの判別機能に適用。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の複数ツールを組み合わせて実現した。
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本社基幹系をオープンへ完全移行 4000万ステップにリスク軽減策
JFEスチール
JFEスチールが本社基幹システムをオープン環境へ完全移行した。AI(人工知能)などと効率的に連携してデジタル変革を推進しやすくする。マイグレーションではリスク軽減策を取り、さまざまな工夫を凝らした。
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コールセンターのシフト作成 量子関連技術で最適化
三井住友フィナンシャルグループ
三井住友フィナンシャルグループが量子関連技術の業務活用を進めている。三井住友銀行や三井住友カードのコールセンターのシフト作成に適用。人員の過不足を減らすといった有用性を実証した。
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AWS上に全社デジタル基盤を構築 「三重苦」解消に大規模データ活用
竹中工務店
竹中工務店がデジタル変革の土台となる中核システムの運用を開始した。2022年度中に全業務をデジタル化するという意欲的な目標を掲げる。AI(人工知能)が施工管理に必要な人員を予測し、配置計画に役立てている。
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3800業務の見える化が奏功 在宅で基幹系をクラウドに再構築
オカフーズ
水産加工品製造・販売のオカフーズが基幹系システムをクラウドに移行した。在宅勤務比率が高い中、クラウドERPの導入を敢行しオンプレミスと決別。様々なSaaSを組み合わせ、受注入力の7割を自動化するなど効率化も図る。
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ローコードでNotes刷新 利用部門自ら開発し満足度向上
SOMPOホールディングス
ワークフローなどを担うコラボレーション基盤をローコードで開発した。システム部門と利用部門で役割を分けて利用部門も開発に初参加。コスト削減に加え、89%の社員が「業務負担が軽減」などの効果を上げている。
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全行政手続きをオンラインで可能に 職員自らPM資格取り開発推進
農林水産省
農林水産省が全行政手続きのオンライン化に取り組んでいる。全3000件の手続きのうちこれまでに8割強をオンライン化した。申請する農業従事者に加え、審査・承認する職員らの業務効率化も図る。
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基幹系をOracle Cloudに移行 自ら完遂、ベンダー依存脱却へ
エディオン
エディオンはオンプレミス環境の基幹系を米オラクルのクラウドに移行した。ITベンダーに頼らず、システム部門が11カ月かけ自前で成し遂げた。「強いIT環境・組織をつくりたい」という経営層の期待に応えた。
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PaaS活用し荷物量予測 新手法「MLOps」でAIを管理
ヤマト運輸
ヤマト運輸がデジタルの力で物流変革に挑んでいる。配送現場の生産性向上に向けてAIによる荷物量予測システムを導入。AIの開発や運用・保守を円滑に管理する新手法「MLOps」も取り入れた。
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ドコモのAWSコスト削減作戦 「料金プラン変更は最後」の真意
NTTドコモ
NTTドコモは様々なシステムの基盤として全社的にAWSを利用している。事業部によって無駄が生じる事態に、コスト削減の必要が生じた。クラウドCoEは安易な料金変更を避け優先度を明確にして対策を講じている。
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電話応対に新UXシステム 保留・後処理時間を4割削減
オリックス生命保険
オリックス生命保険は新しいコンタクトセンターシステムを稼働させた。顧客応対時の電話保留や後処理の時間を稼働後4カ月で4割減らせた。UXを重視した画面の開発やデータ入力の簡素化で成果を得た。
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顧客中心のバリューチェーンへ変革 190万通りのカスタマイズを実現
カシオ計算機
カシオ計算機はGショックを自由にカスタマイズできるサービスを始めた。サービスを実現するため「ユーザー中心のバリューチェーン」を新たに構築。全社で業務プロセスを整理し、複数のシステムをAPIで連係させた。
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AIが作業員のパフォーマンス計測 Google Cloudでデータ活用基盤
三菱重工業
三菱重工業江波工場はGoogle Cloudを活用し作業員の生産性向上に挑む。Webカメラの映像と機械学習を組み合わせ、計測と分析を自動化。AI活用でベテラン作業員の「匠(たくみ)の技」の分析などにも発展させる。
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グループ3社の統合SCMシステム 需要予測AI導入、欠品半減へ
ハウス食品グループ
ハウス食品グループがグループ3社のSCMシステムを統合した。需要予測に人工知能(AI)を活用し、市場環境の変化に素早く対応する。3年後をめどに、欠品の半減と製品・資材廃棄ロスの1割削減を目指す。
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デジタルツインで仮想切削 世界大手が挑む顧客接点DX
DMG森精機
工作機械大手のDMG森精機が顧客接点のDXを進めている。商社や電話に頼っていた購入前後のサポートをオンラインに移行。購入前の加工精度チェックなども「デジタルツイン」で試せるようにした。
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