
ケーススタディー
目次
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攻めのセキュリティーで1.6億人守る 要は「自動化」、技術者の挑戦を尊重
LINE
LINEが4年越しでセキュリティー業務の自動化に注力している。脆弱性の管理やスパムの削除などを自動化する仕組みを自社開発した。技術者の挑戦を尊重する「攻め」の施策で1.6億ユーザーを守る。
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全代理店にAIを一斉導入 「どの顧客に何を売るか」を助言
三井住友海上火災保険
三井住友海上火災保険が営業支援にAI(人工知能)を導入した。AIが顧客情報を分析し、勧める商品とタイミングを指南する。代理店の営業力を強化して、事業ポートフォリオの転換を目指す。
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クラウド障害対策にチャレンジ 通信教育、6時間で復旧可能に
ベネッセコーポレーション
クラウドが大規模障害を起こしても6時間で復旧させる─。ベネッセは進研ゼミのネット教育サーバーでこの障害対策を成し遂げた。月額数万円のコスト増によって東日本・西日本の2拠点に冗長化した。
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オンプレSAPをAzureへ移行 2度のリハーサルで万全を期す
日清食品ホールディングス
日清食品ホールディングスは基幹系システムをクラウドに移行した。2度にわたるリハーサルが功を奏し、ノートラブルで切り抜けた。システム性能を柔軟に変えられるクラウドの特性が、移行でも役立った。
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営業支援アプリをアジャイル開発 現場の要望、毎月追加
三井住友ファイナンス&リース
三井住友ファイナンス&リースは営業支援のスマホアプリを自社開発した。リース会社特有の事務処理を、外出先で完結できるようにした。アジャイル開発の採用により、現場の要望を頻繁に追加できるようになった。
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自家用車交換サービスを高速開発 2つの開発手法を「両輪」に快走
カローゼット
電通子会社のカローゼットが2019年12月に自家用車交換サービスを始めた。構想から10カ月でシステムの骨格を開発し、半年かけて品質を高めた。アジャイル開発を活用し、サービスの確実な稼働と使い勝手を両立させた。
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アーム型ロボとRPAが連係プレー 従業員1人分の作業を完全自動化
りそなホールディングス
年100万時間分の作業量削減を掲げるりそなHDが新システムを稼働した。アーム型ロボとRPAの連係プレーで、従業員の仕事を完全自動化した。構築費は推定でわずか40万円ほど。たった2カ月でIT投資を回収できた。
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実店舗をデジタルで革新 目指すはパルコ・アズ・ア・サービス
パルコ
2019年11月に新装開店した渋谷パルコは、デジタル技術を駆使した店舗だ。数々の実証実験の成果を基に実店舗でのショッピングの楽しみを盛り上げる。PaaS(パルコ・アズ・ア・サービス)の実現へ向け、その1歩を踏み出した。
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国内初、「デジタル値札」全店導入 瞬時の価格変更、機動力EC並み
ノジマ
ノジマは全183店舗に「電子棚札システム」の導入を完了した。毎週の値札交換に必要だった数百人の人員配置が不要になった。店舗別の価格設定や販促情報の表示など新たな戦略につなげる。
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AIとカメラ96台で来店客「解剖」 POSでは見えない真実に気付く
サツドラホールディングス
北海道のドラッグストア「サツドラ」がカメラを張り巡らせた店舗を作った。POSデータではつかめなかった来店客の属性や動向を把握できるようにした。取得した新たなデータに基づき、品ぞろえを充実させたり、装飾を変えたりする。
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需要予測で業務改革 発注を自動化し在庫1割減
ベイシア
スーパーのベイシアが需要予測システムを刷新した。発注自動化と業務改革で在庫を1割近く減らした。店員は浮いた時間を接客など付加価値の高い仕事に振り向ける。
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AIがコールセンターにハマった ニーズ予測、提案営業で取引増
横浜銀行
2019年9月に新コンタクトセンターシステムを本格稼働させた。AI(人工知能)によって顧客1人ひとりの商品ニーズを予測。オペレーターが予測に基づき提案営業をして取引を増やしている。
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働き方改革や女性活躍にRPA 顧客ごとの個別業務も自動化
ニチレイロジグループ
ニチレイロジグループが物流事務の働き方改革でRPAを導入している。RPA適用が難しい個別業務も含め、目標の2倍の作業を自動化した。女性社員の支持を取り付け、手厚い導入支援体制を敷いて成果につなげた。
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脱EBS・脱Notes・プロセス改革 三つ挑んで年6万時間捻出
三井不動産
不動産大手の三井不動産がおよそ10年ぶりに基幹系システムを刷新した。アドオンだらけのOracle EBSをアドオン無しのSAP S/4に切り替えた。利用部門20人とプロセス改革にも取り組み、年約6万時間の業務を減らした。
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「OKグーグル」で来店予約 客目線で回し続けるシステム改善
あきんどスシロー
あきんどスシローは2019年5月、声で来店を予約できるシステムを稼働した。音声アシスタントの導入に苦労しつつ、約4カ月で完成させた。客の利便性を高めると、店舗運営も効率化できるとの考えだ。
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保険サービスを「アジャイル生産」 改善提案を即実践、在宅も戦力に
アフラック生命保険
アフラック生命保険がアジャイル開発手法に基づく働き方改革に挑んでいる。業務改善のスピードを上げ給付金手続きを簡素化するなどの成果を得た。テレワークも全面導入し、全社員の約8割が利用して業務効率を上げた。
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PCに替えタブレット6万台初導入 アプリも刷新、90代が難なく操作
日本生命保険
日本生命保険は3月末、全国の営業職員などに6万台のタブレットを導入した。同時に、使い勝手を追求して業務アプリを開発した。営業活動の効率化やミス削減、訪問件数の増加を狙う。
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ネットバンキングをAWS移行 脱Oracleでコスト8割減へ
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行はネットバンキングシステムをAWSに切り替えた。同時にOracle DatabaseをPostgreSQL互換のデータベースに置き換える。データベースの運用費を8割削減し、3年間で移行コストを回収する。
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快走支える「善意型SCM」 データ分析力を部長の昇進条件に
ワークマン
作業服専門チェーンのワークマンが、新業態の立ち上げに成功した。支えたのは正確な需要予測と、それに基づく自動発注。全社員にデータ分析研修を受けさせ、データに基づく意思決定を貫く。
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経費精算、スマホで完結 5000人に即効、負荷3割減
塩野義製薬
塩野義製薬は経費精算や間接材の購買に使うシステムを刷新した。特徴は電子帳簿保存法に沿って、領収書をスマホで撮影・送信できる点だ。利用部門と3カ月の業務プロセス改善に取り組み、ガバナンスも強化した。
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