
ケーススタディー
目次
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多忙な社員をチャットボットで救う、サッポロHDの試行錯誤と成果
サッポロホールディングス
サッポロホールディングスは社員の質問に答えるチャットボットを導入した。人が4分近くかけていた回答時間は30秒まで減り、回答率は6割に達する。当初は3割と低迷したが、FAQの作成法や見せ方などを工夫して盛り返した。
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20代に業務改善とシステム化を任せる、東急電鉄が乗務員管理を電子化
東京急行電鉄
東京急行電鉄は手書きの紙を中心とした乗務員管理からの脱却に挑んだ。国から効率化の余地を指摘され、業務改善とシステム化に乗り出した。アジャイル型を採用、20代の若手が業務改革を主導した。
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定年再雇用の60代がAWS導入主導、琉球銀行の新システム
琉球銀行
琉球銀行がコールセンター業務の働き方改革を進めている。パブリッククラウド「AWS」を使い、支店向け電話の応対を一元化。利用実績の少ない新サービスをベテランが主導して導入にこぎ着けた。
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iPad1万7000台で残業減、積水ハウスの働き方改革
積水ハウス
積水ハウスは1万7000台のiPadを使い、社員の働き方改革を進めている。営業や施工の担当者は出先で活用、1カ月の平均残業時間を15時間減らした。アプリはアジャイル開発手法で内製し、その数は200種類を超える。
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2度の失敗を乗り越えたテルモ、物流システム刷新の軌跡
テルモ
「過去2度失敗していたため、物流システムの刷新は社内でトラウマになっていた。情報システム部門に不信感を抱く社員もいた」。テルモの竹内克也執行役員CIO(最高情報責任者)は、こう振り返る。
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初めてのPaaSとアジャイルで苦労、アサヒビールのレガシー再生術
アサヒビール
アサヒビールは営業支援システムの「再生」に成功した。既存システムをそのまま流用しつつ、マイクロソフトのクラウドサービス「Azure」のPaaSで機能を拡張。アジャイル開発により5カ月間で完成させ、年10万時間以上の仕事を減らした。
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東証RPAプロジェクトの軌跡、111業務で成果
日本取引所グループ
日本取引所グループが全社でRPAの導入に踏み切った。システムにしにくい取引所特有の業務の自動化を狙う。業務に要する時間を減らしつつ、人為的ミスを無くす効果が出始めた。
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24時間即時振り込み可能に、全銀「モアタイムシステム」の構成図
全国銀行協会
全国銀行協会は銀行間の振り込みを中継する新システムを稼働させた。平日の夜や休日でも他行宛ての振り込みデータがすぐ届くようになった。平日の日中処理を担う既存システムの資産を流用して開発効率を高めた。
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IT企業の150人が競う、三井住友銀のRPA大作戦
三井住友銀行
三井住友銀行は全行挙げてRPAの活用を進めている。社外から専門家150人を集め推進組織を新設し、競わせて実力を引き出した。本格導入から1年間で110万時間以上のPC作業をなくす効果を得た。
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コールセンター応対時間を3割減、Watsonで成果出すJR東日本
東日本旅客鉄道
東日本旅客鉄道はコールセンターにAI(人工知能)を導入した。客の質問を分析して回答候補をオペレーターに示す仕組みを作り上げた。問い合わせ1件あたりの応対時間を3割減らすなどの成果が出ている。
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19世紀創業メーカーがLPWA、水道の検針にIoT
愛知時計電機
水道メーターを製造する老舗が自動検針の仕組みを開発した。LPWAを使って地中のメーターと通信し、水道使用量を把握する仕組みだ。追加コストを極力抑える工夫を凝らし、新たな事業モデルの創造に挑む。
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応募者1000人の新卒採用を3人で、RettyのHRテック事情
Retty
飲食店の口コミサイトを運営するRettyは人事業務にITを駆使している。1000人規模の新卒採用から社員のメンタルヘルス対策までを効率化し、わずか3人で急成長する会社を支える。
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3つのAIで不正見抜く、JCBが新たな審査システム
ジェーシービー
キャッシュレス決済の増加に合わせて、カード各社の競争が激化している。ジェーシービー(JCB)は国内の加盟店を管理する新システムを稼働。AIを使って、加盟店の不正を見抜く業務の効率を最大100倍に高めた。
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スマホが添乗員、JTBがAIチャットアプリ
JTB
JTBは訪日外国人旅行者の需要を取り込むため、観光支援アプリを開発した。ハッカソンで事業部門と開発者が一体となり、アジャイル開発で完遂させた。複数のAIサービスを組み合わせたチャットボットが新たな「添乗員」となる。
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アジア初のデジタルICU、昭和大学病院がAIとIoTでミス撲滅
昭和大学病院
昭和大学病院がアジアで初めて「デジタルICU(集中治療室)」を導入した。AIやIoTを駆使して複数病院のICUを後方から支え、治療を手助けする。現場のヒヤリハットを未然に防ぐといった効果が得られた。
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メインフレーム撤廃し30年ぶりに基幹系刷新、代ゼミが大学入試改革に備え
代々木ゼミナール
代々木ゼミナールは基幹システムを30年ぶりに刷新し、運用費を8割減らした。汎用機をクラウドに替え、COBOLアプリを超高速開発ツールでリライトした。コスト削減を果たしつつ、大学入試改革に向けて柔軟なIT環境を整えた。
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IT駆使した住友生命の新型保険、システム開発が難航した理由と突破策
住友生命保険
健康的な行動を取ると保険料が安くなる新しい生命保険商品を開発した。提携した海外企業のパッケージを導入したものの、文化の違いから開発が難航。システム部員が両社の溝を埋める橋渡し役を務め、成功にこぎ着けた。
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IoTで安全航海に針路 陸上で異常検知、すぐ対応
日本郵船
日本郵船は10年越しで「船舶IoT」を構築し、活用に取り組んでいる。航海中の船のトラブルを未然に防ぐといった効果が出ている。集めるデータの質を高め量を増やし、ビジネスの成長に生かす考えだ。
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化学物質の管理システム導入 食品向け応用、法対応を迅速に
ライオン
ライオンは化学物質の情報を一元管理するシステムを導入した。社内に散在していた化学物質のデータを統合。食品向けシステムを応用し、法規制に素早く対応する体制を整えた。
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画像解析で「魅惑」の棚割り 認識率9割超え、小売店を攻める
キリンビール
小売店の「棚割り」のデータを自動作成するシステムを導入する。画像認識の技術を活用し、認識精度を9割以上に高めた。データ分析で提案力を高め、棚割りを担う主幹企業の座を死守・拡大する。
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