
乱反射
目次
-
IT大手17社の2021年4~6月決算 9四半期ぶりに2桁成長を達成
世界の企業向けIT大手17社の2021年4~6月期の四半期決算が出そろった。17社のデータセンター(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器)、ソフトウエア、サービス、パブリッククラウドの4事業分野の合計売上高は1460億6500万ドル(約15兆9211億円)となり前年同期を15.8%上回った。
-
目指すはソフト内製率100% 富士通がオフショア開発に再挑戦
「世界8カ国にあるグローバル・デリバリー・センター(GDC)の開発・サービス要員を2022年度末までに2万1000人へ増やし、4割強に当たる9000人を“日本担当”にする。現状はインドのGDCが4800人、中国、ロシア、ポルトガル、コスタリカなど7カ国のGDCと合わせて1万6000人」
-
垂直統合のビッグブルーから水平分散のレッドハットIBMへ
『世界で最も革新的な企業100社』の2021年版では米国企業が42社を占めたが、米IBMの名前は無かった。情報サービスの英クラリベイトが出願特許を基に分析・評価した結果である。
-
理研・富士通の富岳が3連覇 だが11月に米国勢が首位奪還
HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)の第57回国際会議「ISC2021」で2021年6月28日、TOP500(Linpack倍精度演算性能)が発表され、富士通と理化学研究所のHPCマシン「富岳」が3連覇を果たした。
-
「利用したい」1位は機械学習 JISAが要素技術115件を調査
システムインテグレーション(SI)ビジネスで利用したい要素技術の第1位は「機械学習」だった。情報サービス産業協会(JISA)が2020年度末にかけて所属企業の技術者に調査したところ、回答した42社1545人のうち62%が機械学習を「利用したい」と答えた。前年度は58%だったので4ポイント増えた。
-
時田社長の任期は4年か5年か 2022年度の富士通業績で決まる
2022年度にテクノロジーソリューション事業の売上高3兆5000億円、営業利益率10%。この目標を達成できるかどうかで富士通17代社長の時田隆仁氏の在任期間が決まる。
-
パブリッククラウドはロングテール 米大手3社以外にも活躍の余地あり
2020年までの10年間、全世界のパブリッククラウド・インフラへの支出額は年平均52%で急速に増えた。この間、企業データセンターへの支出は年平均2%増加だったため、2019年に支出額は逆転。2020年はコロナ禍の影響を受けてクラウドシフトが進み差は広がった。
-
世界IT大手の業績は順調に回復 ソフトとサービスが成長に転じる
世界の企業向けIT大手17社の2021年1~3月期の四半期決算が出そろった。17社のデータセンター(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器)、ソフトウエア、サービス、パブリッククラウドの4事業分野の合計売上高は1406億5300万ドル(約15兆4254億円)となり前年同期を9.7%上回った。
-
コロナ禍で市場縮小と倒産増加 国内ITサービスに再編の兆し
「バックログ(開発の積み残し)に助けられているが、パンデミックが収束した後の数年間、国内のITサービス市場は縮小し、企業の倒産が増えることは間違いない」。GCAの池田和明マネージングディレクターはこう話す。
-
国内サーバー市場が4年ぶり縮小 コロナ禍でクラウドシフトが加速
2020年の国内サーバー市場の売上高は前年比4.1%減の4943億円となり4年ぶりにマイナス成長を記録した。実は2020年は富士通の「富岳」などスーパーコンピューター3件の“非日常的”な売り上げが520億円もあり、それらを除くと4423億円で14.2%減と2桁の減少になる。
-
富士通が主力工場を総務に移管 アクセンチュアモデルを徹底
富士通は2021年4月1日付で、ハードウエア全盛時に活躍した沼津工場(メインフレームとソフトウエア)、長野工場(ストレージ)、小山工場(通信ネットワーク)の3拠点を本社の総務部門へ移管した。3拠点は従来、ハードやソフトの開発製造を担当するシステムプラットフォームビジネス部門に属していた。
-
HPEの20年は長く奇妙な旅 紆余曲折の末、インフラに回帰
シリコンバレーを代表する優良企業だった旧ヒューレット・パッカード(HP)にとって、この20年は長く奇妙な旅だった。過去の4人の最高経営責任者(CEO)が同社をリフォームあるいは取り壊してきたからだ。
-
クラウド3強売上高が12兆円突破 マイクロソフトは営業利益を隠す
米アマゾン・ドット・コム、米マイクロソフト、米アルファベット(グーグル親会社)、クラウドビッグ3の2020年クラウド売上実績を合算すると過去最高の12兆6183億円(1ドル=107円換算)となった。前年同期より33.0%も成長した。
-
富士通でサバイバルゲームが開戦 顧客対応の幹部ポストを4割減に
富士通は2021年4月1日付で本体とグループ企業における顧客対応の幹部ポストを約4割減らす。富士通グループ企業のある役員は「ポストを奪い合うサバイバルゲームが始まっている。“いるだけ”の幹部が多すぎたのかもしれないが今回の人事は凄すぎる」と驚きを隠さない。
-
IT大手は再成長、クラウド牽引 グーグルは12億ドルの巨額損失
世界の企業向けIT大手17社の2020年10~12月の四半期業績が出そろった。17社のデータセンター(サーバー、ストレージ、ネットワーク機器)、ソフトウエア、サービス、パブリッククラウドの4事業分野の合計売上高は1386億5000万ドル(約14兆4640億円)となり前年同期を5.4%上回った。
-
「パットがインテルのCEOに」 20年前の下馬評がついに的中
「パットは必ずインテルのCEO(最高経営責任者)になる」。NECの取締役でExpress5800サーバー担当だった小林一彦氏からパット・ゲルシンガー氏をこう紹介されたのは、確か1999年のことだった。
-
小さなニッチ企業に変身するIBM 運用サービスをライバルに売却か
米IBMが2021年1月1日付で従来の4事業部門を「テクノロジー」「グローバル・ビジネス・サービス(GBS)」「グローバル・テクノロジー・サービス(GTS)」の3事業部門に改組した。
-
本物クラウドの運転免許を取れ SIへの丸投げでは世界から劣後
「クラウドはITのデリバリー革命である。クラウドでデータセンターが産業化・工業化すると『ソリューション提供』や『システム構築』は死語になる。顧客が最終的にほしいものがクラウドからデリバリーされるからだ」
-
ご意見番、ガートナー亦賀氏が斬る クラウドを巡る不勉強と駄目な提案
「日本のクラウド利用の進展はとんでもなくスロー。10年間も議論しながら一向に利用が増えない。ユーザー企業は頭で分かっていても身体が動かない状況にある」
-
株価2倍の富士通に懸念材料 NTTデータ、TCSに追いつかれる
「社員に改革疲れが見え始めたのは危険な兆候。時田(隆仁)社長は株式市場の受けを狙う改革アイデアを出すだけではなく、事業で実績を出すべきだ」。富士通でサービス事業の幹部を務めた経験を持つOBはこう指摘する。
日経クロステック Special
What's New!
IT
- ランサムウエア攻撃から最後の砦はこう守る
- 日本IBM、パートナー38社に感謝状贈呈
- DX事例≫キリンビール×ブレインパッド
- DXを阻む悪しき「慣性」とは?≫詳細は
- 情報最適化と口コミ分析が新時代を開く
- オンプレミス? クラウド? 考えるヒント
- DX共通インフラを可能にする技術とは?
- プリンター刷新で約8300万円を削減
- 中小企業の理想的なシステム構築を後押し
- 「システム×デザイン思考」でDXを推進
- 経済ジャーナリスト内田裕子氏がレッツノートを使い続ける納得の理由
- グローバル企業の必須条件
- Web3事例>長瀬産業、関学の取り組み
- Web会議をストレスフリーで行えるPCは
- ビジネス視点で進化を遂げたインテル製品群
- Web3時代のデータは「つなぐ技術」が肝
- SaaS活用で変化するERPのあり方
- メタバースを民主化する新技術が上陸
- SUと企業を結ぶ東京都DXプロジェクト
- 【動画】人間国宝の能楽師が語るメタバース
- 【動画】DXでビジネス変革、業務効率化
- 3次元空間情報活用がもたらすインパクト
- 企業のゼロトラスト環境の構築をサポート
- AIやメタバースの最新動向を一挙に紹介!
- キンドリル、新時代データ活用でDXを加速
- 企業のデータ活用を阻む「2つの要因」とは
- データ活用新時代-エッジからクラウドまで
- デジタルガバメント実現へ、富士通の挑む力