
乱反射
目次
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世界IT大手16社のQ4決算 合計売上高は7.7%増と好調
世界の企業向けIT大手16社における2019年10~12月の四半期業績が出そろった。16社の4事業分野の売上高合計は1278億3200万ドル(約13兆9094億円)で前年同期を7.7%上回った。直近の4~6月期が6.7%増、7~9月期が7.4%増だった。2020年へ弾みを付けた格好だ。CEO(最高…
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日本は「クラウド抵抗国」 2022年、米国から7年遅れに
「日本は2020年の世界最高の国ランキングで3位と健闘。ところが2022年のクラウド利用では米国から7年以上遅れる最下位ランクで、クラウド抵抗国のレッテルを貼られた。このままではクラウド・ネーティブ・アプリケーションへの移行が危うくなる」
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AWSは独禁法に抵触しているか 決算数値を上回るそのパワー
クラウド最大手、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は独占禁止法に抵触しているか。かつての米IBMや米マイクロソフトのようにAWSが問題になる日が来るのだろうか。
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天城(AMAGI)に雪は降るか ニュータニックスCEOの禅問答
「天城越えは無理なのではないか」。エンタープライズ・クラウド・カンパニーを称する米ニュータニックスの創業者、ディラージ・パンディ会長兼CEO(最高経営責任者)に水を向けた。すると同CEOは笑みを浮かべて「我々は天城の山に雪を降らせる」と応じた。
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2020年、ついに「民族大移動」 若手がIT企業からユーザーへ
「2020年に民族大移動が顕在化する。顧客が本当の意味でIT業界のライバルになる」
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DCSがマルチクラウドストレージ AWS、Azure、GCPから利用可能
「パブリッククラウドの普及促進のために従量課金によるマルチクラウドストレージサービス(MCSサービス)を始める」。こう語るのは三菱総研DCSの合田敬常務執行役員である。同社は2020年4月から一般企業に向けてマルチテナント型MCSサービス「Dibertas(ディバタス)」を開始する。
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世界IT大手16社Q3決算 サーバー・ストレージ2強は不振
世界の企業向けIT大手16社における2019年度第3四半期(7~9月期)の業績が出そろった。16社の4事業分野の売上高合計は1197億9300万ドル(約13兆742億円)と前年同期を7.2%上回った。第2四半期(4~6月期)の増収率は過去8四半期の中で最低の5.7%だったから1.5ポイント改善した…
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3兆円超のレッドハット買収 IBMの売上高加算は1000億円
330億ドル(約3兆5970億円)を投じた、創業108年の米IBM史上最大規模の企業買収が2019年7月初旬に完了した。オープンソースソフトウエアのリーダー格、米レッドハットがIBMの一事業部門になった。この大型買収はIBMが業績回復に向けて打った大きな一手と見られており、第3四半期(7~9月)決…
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コンサルティングは第2次ブーム 「水と油」のIT企業は波に乗れるか
デジタルトランスフォーメーション(DX)支援への期待から、コンサルティングに第2次と言うべき参入ブームが起きている。IDC Japanは2021年にDXを含むデジタル関連コンサルティング市場規模が3500億円に増えると予想する。
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SE出身富士通社長の鬼門 製造撤退とコンサル強化
「公表後2日間で株価が3.2%下がった。コンサルティング会社の設立で富士通は成長路線に乗るというシナリオを市場は信じていない」
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「欧米の顧客は2年で乗り換え」 IBMがzの新機種を出し続ける訳
浮き沈みの激しい「季節商品に頼る経営は不安定では」。9月13日、メインフレームの新機種z15の発表会に出席した日本IBMの山口明夫社長に水を向けた。するとミスターメインフレームと呼ばれる日本IBMの朝海孝システム事業本部長が引き取り、米IBMの歴史そのものであるメインフレームをやゆした筆者を諭すよ…
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Microsoft Azureの悩み OSバンドルが移行を阻害
「欧米に比べ(日本市場は)クラウドに向かっていない」。サーバーOSでシェアの高いWindowsの移行を巡って日本マイクロソフト業務執行役員の浅野智クラウドビジネス本部長は業界関係者にこう本音を漏らしたという。
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世界IT大手16社、成長に陰り クラウド伸び率は30%割れ
世界の企業向けIT大手16社の2019年度第2四半期(4~6月期)業績がまとまった。データセンター、ソフトウエア、サービス、パブリッククラウドの4事業を合計した売上高は1208億8200万ドル(12兆7772億円)。前年同期を5.7%上回った。営業利益は7.0%増の合計241億8000万ドル(2兆…
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サーバー3強がクラウド対抗策 「使った分だけ払う」方式で競う
「サーバーやストレージについて使った分だけ支払っていただければ結構です」――。サーバーやストレージの売上高で世界上位を争う米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)、米デルテクノロジーズ、中国レノボグループの3社がいわゆる従量課金方式を推し進めている。
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米EDS創業者ペロー氏が死去 幻に終わったCSKとの合弁事業
1カ月ほど前の7月9日、米国大統領候補だったロス・ペロー氏が89歳で永眠した。ペロー氏は1990年代、米大統領選に2度挑んだことで知られるが、IT業界においてはアウトソーシングなどITサービスビジネスの生みの親と呼んだほうがいいだろう。
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SI向け新技術の利用動向調査 計画あれども実績は増えず
システムインテグレーション(SI)に使う要素技術の将来性を明らかにする目的で情報サービス産業協会(JISA)が会員企業の技術者を対象に調査した『情報技術マップ』の2019年6 月発行版がまとまった。11カテゴリー119の要素技術に対し2019年3月末までに42社の1491人が回答した。
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富士通にNTTデータが迫る ITサービスで首位交代はあるか
富士通が前年同期比1.6%増の2兆4310億円、NTTデータは5.5%伸ばし2兆714億円――。国内ITサービス大手13社の2018年度ITサービス売上高をまとめた結果だ。2位のNTTデータが1位の富士通に迫りつつある。
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戦略事業が「普通」の事業に 総売上高が増えない米IBM
米IBMが6月の第一週に従業員約2000人を削減した。人員削減の対象部門について日本IBM広報はコメントできないとしたが、オンラインメディアの英The Registerによると、IBMがこれまで戦略事業として注力してきたクラウドサービスやワトソンヘルス、そしてアウトソーシングなどを手掛けるGTS(…
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HPEによるクレイ買収は「お買い得」、米国のエクサ級スパコンを総なめか
「7%増、29%増、13%減、38%減、16%増」。エレベーターに乗っているかのように上下する数字は、スーパーコンピューターメーカー、米クレイの2014年から2018年にかけての売上高増減率である。
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世界IT大手15社の成長にブレーキ、分野別ではクラウドだけが絶好調
世界の企業向けIT大手15社の2019年第1四半期(1~3月)業績がまとまった。データセンター、ソフトウエア、サービス、パブリッククラウドの4事業分野を合計した15社のIT売上高は総額1133億3800万ドル(12兆4558億円)となり、15社合計の前年同期実績を8.6%上回った。
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