
キーワード
目次
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BOPIS(Buy Online,Pickup In Store)
消費者がEC(電子商取引)サイトで事前に注文した商品を、店頭で受け取れるサービスやシステムのこと。「ボピス」と読む。
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東数西算(The East-data-west-computing Project)
中国政府が2022年2月に開始した、データセンターなどを整備する国家プロジェクト。北京や上海、広東省など主に東部の主要都市周辺に集中していたデータセンターを西部にも整備するほか、それらのデータセンターや各都市をつなぐネットワークの構築も進める。
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電子帳簿保存法(Law on Book and Record Keeping through Electronic Methods)
国税に関する帳簿書類の電子保存ルールを定めた法律。1998年7月に新設された。直近では2022年1月に改正法が施行された。
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オンラインホワイトボード(Online Whiteboard)
オフィス内に設置したリアルなホワイトボードと同様に、会議中などに文字や図を書いて共有できる仮想的なホワイトボードのこと。画面上に表示された編集用のアイコンをマウスで選んでから位置を指定するなどの簡単な操作で、図やテキストを配置できる。
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Web3
次世代のネットワークのあり方として提唱された、データ分散型のインターネットのこと。これまでのようなサービスプラットフォーマーがデータを一元的に管理する形態から、ブロックチェーン技術などを基に、ネットワーク内のコンピューターノードが分散してデータを管理する形態へ移行する。
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ジェネレーティブAI(Generative AI)
自ら新しい画像を生み出したり設計図を作ったりといった創造性を持つAI(人工知能)。米ガートナーはジェネレーティブAIについて、「サンプルデータから成果物のデジタル表現を学習し、独創的かつ現実的な新しい成果物を生成するAI」と定義している。
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マイクロサービス(Microservices)
マイクロサービスとは、それぞれ独立して機能する疎結合のサービスを連携させ、全体として1つの情報システムを構築する開発・運用手法を指す。マイクロサービスを活用したシステム構成は、マイクロサービスアーキテクチャーと呼ばれる。
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オブザーバビリティー(Observability)
複雑なシステムやアプリケーションの状態や動きの全容をリアルタイムに把握できること、およびそのための取り組みを指す。日本語では「可観測性」と訳される。
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MLOps(Machine Learning Operations)
機械学習の予測モデルを迅速に開発したり本番環境で高精度な予測モデルを継続的に運用したりするため、予測モデルの開発と運用を統合した基盤を築くことを指す。アプリケーション開発におけるDevOpsの概念を機械学習に応用したもの。
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IoB(Internet of Behavior/Bodies)
Internet of Behavior(振る舞いのインターネット)は個人の位置情報、購買履歴、検索履歴、訪問したWebページなどの行動履歴から収集した情報を、Internet of Bodies(身体のインターネット)は人の体にまつわる情報をインターネット上で管理、活用する概念。
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デジタルアダプション(Digital Adoption)
ユーザーが最初から適切にアプリケーションを使いこなせる状態を整えることを指す。日本語では「デジタル定着」などと訳される。
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ガバメントクラウド(Government Cloud)
国や地方自治体の行政機関などが情報システムを運用するために共同利用するクラウド基盤。民間のパブリッククラウドサービスを活用して、2021年9月に発足したデジタル庁が調達と構築を進める。
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シビックテック(Civictech)
シビックテックとは、市民がテクノロジーを活用して社会や地域が抱える課題の解決を目指す取り組みや技術の総称を指す。civic(市民)とtechnology(技術)の造語であり、海外では「civic technology(シビック・テクノロジー)」とも呼ばれる。
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スーパーアプリ(Super App)
日常生活のあらゆる場面で活用できる総合型アプリケーションのこと。スマートフォンで一般的に使われるサービスを単一のアプリに統合し、操作体系も統一しているのが特徴だ。具体的にはメッセージの送受信、決済、電子商取引(EC)、チケットの予約、ライドシェアなどのサービスを提供する。
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Open RAN(Open Radio Access Network)
Open RANはオープンインターフェース仕様に基づいて構築する、機能を分離したRAN(無線アクセスネットワーク)を指す。
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不動産テック(Real Estate Tech)
不動産テックとは、不動産分野で提供されるIT(情報技術)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)技術の総称を指す。海外ではReal Estate Techや「ReTech」のほか、Property(土地・建物)とTechnology(技術)の造語である「PropTech(プロップテック)」とも呼…
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ローコード/ノーコード開発(Low-code/No-code Development)
プログラム開発言語を使ったコーディングの代わりに、GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)を用いてアプリケーションを開発する手法。開発者はマウス操作でシステムの画面構成やモジュール同士の関連付けなどを設計できる。
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リスキリング(Reskilling)
業務の内容が変化することに伴って、新たな業務で必要になる知識や技術を習得するために学習すること。リスキルとも呼ばれる。似た言葉にリカレント教育があるが、こちらは主に企業などの組織を離れてから大学などで学んで新たなスキルを身につけ、再び組織で働くことを繰り返す学び方を指す。
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デジタル監(Chief Officer of Digital Agency)
2021年9月1日に発足したデジタル庁で、同庁を担当する「デジタル大臣」の補佐と庁の実務の取りまとめを担う特別職。政府はデジタル庁において、民間のデジタルトランスフォーメーション(DX)の経験や知識を取り入れるため、民間人を積極登用する方針を示している。
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マテリアルズ・インフォマティクス(Materials Informatics)
人工知能(AI)をはじめとする情報科学の手法を応用し、材料開発の効率を高める取り組み。MIと略される。