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 企業でIT経営に関して責任を持つ立場であるCIO(最高情報責任者)について読者の皆さまに聞きました。勤務先にCIOがいるかどうかを尋ねたところ「CIOという役職の人がいる」という回答が全体の17%、「CIOという役職はないが、相当する役員がいる」が31%でした。つまり広義のCIOがいるという回答が48%を占めます。一方で「CIOに相当する人はいない」という回答も46%とほぼ同数に上りました。

 CIOに必要な資質やスキルを聞いたところ、多い順に「自社の先行きを見る力」(77人)、「ITに関するスキルや知見」(73人)、「IT組織やスタッフを統率するリーダーシップ」(71人)という回答が寄せられました。「経営者としての資質」(60人)や、「自社の業務全体に対する知識」(58人)という意見もありました。全体として、CIOにITと経営の両面でのスキルが求められているようです。

 自由意見欄には、ITと経営が分かるCIOをどのように育成するかという観点で多くの意見が寄せられました。情報システム部門出身者をCIOに充てるべきか、それ以外の経営陣をCIOに充てるべきかは、読者の意見が分かれます。

 情報システム部門出身者をCIOに充てるべきという立場の読者からは「情報システム部長をCIOという役職名に変えるだけではなく、事業をリードする権限を与えるべき」「ITの専門知識にあぐらをかかず、全社実務や経営について勉強すべき」といった声が上がります。

 一方で経営者としての資質を持つ人をCIOに充てるべきという立場の読者からは「資質がある人に、IT知識や技術の概要、社内システムの状況などを伝えればCIOとしての役割を果たせる」という声がありました。唯一の正解がある問題ではなく、今後も日本企業の試行錯誤が続きそうです。