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最後は人のモラル
後藤晴夫、54歳、埼玉県さいたま市

 情報漏洩を防ぐにはアクセス権を厳格にしたり、USBメモリーを使えないようにしたりするなど技術的対策を取れば発生確率を下げられる。だが最後はそれらを扱う人のモラルに頼るところが残り、ここが最大のリスクになる。人が関与する作業は必ず複数人で実行するなどの対策を徹底すべきだ。

一人ひとりの行動次第
飯塚秀樹、48歳、埼玉県比企郡

 個人のモラルがとても大事だと思う。情報システムは便利な半面で、少しでも使い方を誤ると予想外のことが起こる。企業は個人で成り立っているので、やはり一人ひとりの行動次第ということになる。

中小企業は対策が困難
匿名希望、45歳、神奈川県横浜市

 大手企業では、かけられる予算も要員も多いので、ツールを使うなどして様々な対策を講じられる。一方で、自分が所属するような中小企業では、ツールや設備などにコストをかける余裕はなく、情報漏洩が起こらないことを期待する以外に方策がない。従業員の良心に頼るだけでは限界がある。コストなどの点で中小企業でも使いやすいツールやサービスがもっと充実すればいいのだが。

意図的な漏洩への備えを
野田知哉、45歳、千葉県我孫子市

 どの企業も予算・時間が許す限り、情報漏洩を防ぐ仕組み作りや従業員教育、第三者によるチェックなどの手を尽くしているはずだ。それでも情報漏洩がなくならい理由は、意図的な漏洩への対策コストが非常に高いことや、自組織の漏洩リスクを見つけにくいことにあるように思う。仕組み作りと従業員教育を粘り強く継続するしかないだろう。

AIやRPAも役立つ
匿名希望、40歳、東京都多摩市

 内部関係者による情報漏洩対策として、細かくアクセスの記録を蓄積し、AIなどを駆使して「怪しいオペレーション」を検出して警報を出すような方向性が考えられる。これと同時に、センシティブな業務データを扱うオペレーションにRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールを使うなどして、人の介在を極力減らす工夫をしていくべきだろう。

派遣要員からの漏洩懸念も
匿名希望、45歳、大阪府大阪市

別会社から派遣されて常駐している従業員に対する情報漏洩対策は難しいが、避けて通れない。組織への帰属意識や忠誠心が低く、安易に利益目当てで情報を持ち出す懸念がある。