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 「ペーパーレス化」について読者の皆さんに聞きました。「紙を使わないペーパーレス化はどの程度進んでいますか」と質問したところ、「大部分の業務がペーパーレス化されている」との回答が22%にのぼり、「全体の3分の2程度」「全体の3分の1程度」を含めると約7割がペーパーレス化が進んでいると答えました。一方で、「大部分の業務・会議がペーパーレス化されていない」と回答した人も2割強いました。

 ペーパーレス化を進めるうえでの課題を聞いたところ、業務変革が社内外ともに難しいことを挙げる声が目立ちました。「紙ベースの業務プロセスを変更するのが難しい」(48人)、「取引先企業にペーパーレス化に対応してもらうのが難しい」(41人)、「関係する官公庁にペーパーレス化に対応してもらうのが難しい」(28人)などを選択した人が多くいました。

 費用を懸念する声も上がりました。「システム構築の費用がかかる」(38人)、「ノートパソコンやタブレット、ディスプレーなどのデバイス購入の費用がかかる」(22人)などです。

 一方で「ディスプレーの見やすさなど情報の閲覧性に問題がある」(48人)が最多タイの回答数を得ました。デジタルより紙のほうが情報を見やすいと思っている人も多いようです。

 自由回答欄を見ると、ペーパーレス化は不可逆的だという前提に立った意見がほとんどでした。「リモートワークが増えたことをチャンスとすべき」「ペーパーレスのための変革を社会全体で進めるべきだ」「1社の努力だけでは限界がある。行政や業界が主導せよ」などです。

 「検索機能などデジタルの利点を追求せよ」「重要度の高い情報ほどペーパーレスに」など、デジタルの利点をうまく生かし、情報の見づらさなどの欠点を補うなどの意見が並びました。