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本誌読者のうち3000人に電子メールで回答を依頼し、上のグラフは121人、下のグラフは120人の有効回答を集計した。調査期間は2020年7月27日~8月12日。
本誌読者のうち3000人に電子メールで回答を依頼し、上のグラフは121人、下のグラフは120人の有効回答を集計した。調査期間は2020年7月27日~8月12日。
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 ビッグデータの活用について読者の皆さんに聞きました。「所属する会社・組織でビッグデータを活用していますか」と聞いたところ、「全く活用していない」という回答が44%に上りました。「活用を検討している」は11%でした。合計すると、現段階でビッグデータを活用していないという回答が過半数を占めます。

 「積極的に活用している」は10%、「一部で活用している」は26%にとどまりました。

 「ビッグデータを活用するうえでの課題は何だと思いますか」と聞いたところ、「データの整理・管理体制の不備」(61人)という回答が最多でした。

 「ITベンダーの理解やスキルの不足」(8人)や「関連するサービスやソリューションの不足」(20人)といった回答は相対的に少ない一方で、「利用部門の理解・スキルの不足」(49人)、「IT部門と利用部門の連携体制の不備」(43人)、「経営陣の知識や理解の不足」(42人)などの声が多く上がりました。

 自由意見には、データ活用のための体制や基盤の整備に関する意見が多く寄せられました。「目的を明確化したうえで必要なデータを集めるべきだ」「データサイエンティストを育成せよ」「マスターデータが一元管理されていないことが企業のデータ活用を阻害している」「業務システムの統合を」などです。

 同時に、個人情報保護に言及する意見も多くありました。「企業は個人データを持つリスクを意識し、必要なデータを集めるべき」「自分の利用するサービスの個人情報の扱いについて消費者が理解すべき」などです。

 「データの共同利用を意識せよ」「IT部門を丸投げをせず、全社一丸となって取り組め」といった意見もありました。ビッグデータ活用は一部門の努力だけでは進みません。