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 「ずいぶん壮大な企画ですね」。デジタルトランスフォーメーション(DX)に真っ正面から向き合った記事を作りたいと取材先に説明すると、大抵こんな反応が返ってきました。何かの技術やツールを導入すれば済むわけではなく、企業全体の変革を意味する言葉だと実感しているからこその反応だったのでしょう。言葉自体は広く浸透し、経営方針に盛り込む企業も増えています。正解もゴールもないだけに軌道修正しながらで構いません。いちはやく実行に移せるかが未来の競争力を左右しそうです。(竹居)

 LIXILがシミュレーターを使ってリフォーム提案の営業効率を高めた事例を特集に執筆しました。この話には後日談があります。リフォーム後の具体的なイメージを顧客に持ってもらうことが成約につながるとの確証を得たLIXILは、2018年10月にデジタルショールーム「LIXIL Digital Studio GINZA」を開設しました。ここにはVR(仮想現実)とAR(拡張現実)を駆使した設備があります。リフォーム後の空間を疑似体験してもらい、販売につなげる狙いです。もはやLIXILのリフォーム提案は、デジタル活用が不可欠になっているようです。(矢口)

 シスコシステムズの変身ぶりは広告宣伝活動にも表れています。働き方改革などの取り組みを訴求するために、一般消費者に親しみやすいテレビCMやネット広告などに力を入れているのです。卓球の石川佳純選手と張本智和選手に続いて、タレントの渡辺直美さんが同社の製品を体験するCMを放送中。人々の生活を変えるIT企業に変わろうとする意志を感じました。(玄)

 琉球銀行は同行が出資するシステム会社であるリウコムのAWS関連スキルを強化するため、AWS専門のシステムインテグレーターであるサーバーワークスに技術者研修を依頼中とのこと。同行の伊禮真メディア戦略室室長は「1~2人を選抜し、半年間研修を受けてもらう計画」と語ります。開始予定は2019年4月で、AWSの認定資格取得を目指すそうです。AWS導入を機に、内製化を進める同行の本気度を垣間見ました。(井原)

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