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 レジリエンス(回復力)という言葉を最初に知ったのは、フェイスブックのシェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)が執筆した『OPTION B(オプションビー)』を読んだときでした。夫を亡くした彼女は、日々を生き抜く中で、自分のみならず社会や子どもにも今こそレジリエンスが必要なのだと実感していきます。そしてそれは鍛えていくことさえできるのだと説きます。災害はもう非常事態ではなく、日常のこととして受け入れていくべきものでしょう。その前提に立ったとき、レジリエンスをどう鍛えておくか、特集が皆で一緒に考えるきっかけになればうれしいです。(染原)

 AIやIoTは世間で言われているほど利用が広がっていないのではないか―。ベンダーのIT商材についてパートナー企業に聞いた「パートナー満足度調査」を担当してこう感じました。昨年は調査が成立した「AI/IoT基盤システム製品」部門ですが、今年は回答不足により成立しませんでした。調査会社の報告を読むと、AIやIoTの関連市場は右肩上がりの成長を見せているようです。しかし、パートナー経由のビジネスは両分野でそれほど立ち上がっていないのかもしれません。(斉藤)

 国内で確立したSI(システム構築)サービスと同様の事業を海外でも拡大したい―。富士通が近年進める改革の核心はここにあります。例えば欧州では独シーメンスのコンピューター事業や英ICLの買収などで基盤を築きましたが、製品売りなど既存事業からの転換が思うように進みませんでした。田中社長が重視する「顧客からの信頼」と「技術力」で乗り越えられるか、注目しています。(竹居)

 東京急行電鉄の働き方改革とデジタル変革の取り組みを取材しました。同社が手書きの紙を使って乗務員管理をしていたことに驚く方がいるかもしれません。しかし現場任せで「紙の方が早い」と人力で業務を維持している企業はまだ多いのではないでしょうか。紙から脱却した東急の取り組みは、社内情報をデジタルデータとして活用できるように業務の流れや組織の在り方を変えたデジタル変革の好例といえます。(大豆生田)

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