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 プラットフォームの取材で興味深かったのは専門家が共通して専門外の研究を始めていることでした。法律家が経営学の文献を調べたり、弁護士が電気主任技術者の資格を取ろうとしていたり、経営学の研究者が法規制のあり方を論じたりするのです。理由は明白です。プラットフォームが既存の学問体系や法制度の枠組みを超える存在だからです。一方で日本の多くの技術者は非常に狭い専門分野に閉じこもりがちです。専門外の領域にも踏み込む気概を持って、既存の枠組みを超えるプレーヤーが登場してほしいと思いました。(大豆生田)

 デジタル人材の調査では3000人近い方に回答を頂きました。自由意見で印象的だったのは、定年延長の動きを見越して70歳、75歳まで働くことを肯定的に捉える方が多かった点です。一方で今持っているスキルが通用しなくなったり新しい技術に対応できなくなったりする不安を訴える声も目立ちました。「管理職を長くしていると最新技術から取り残される。手を動かして自ら学ぶ必要がある」「国に再学習の支援をしてほしい」。技術の進化が激しいデジタル分野の人材ならではの難しさも感じました。(玄)

 「今年はここ数年のなかでは驚きがない」。バルセロナのMWC会場で話を伺ったNTTドコモの中村武宏執行役員はそう話しました。中村氏は驚きがないのは5Gが商用化間近であることの象徴だと分析します。「にぎやかしの展示ではなく、いかに5Gをビジネスにするかを考えるべき時期だ」。言われてみると確かに、1人で設置工事ができる軽量基地局など、5G商用化を見据えた展示が多く印象に残るMWCでした。(金子)

 サッポロHDのチャットボット導入事例を取材しました。担当の河本氏は導入プロジェクトの検討開始から2年以上ほぼ1人で進めてきたといいます。どうやったら将来数千人が使うシステムを1人で構築できるのでしょうか。驚いて河本氏に聞いてみると「SaaSを徹底的に活用したこと」が成功の理由だとのことでした。私の想像以上にチャットボットは導入し易いツールになってきたようです。(斉藤)

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