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 特集で紹介した日本航空(JAL)の旅客系基幹システム刷新。責任者の西畑智博執行役員は「携わった社員たちの成長も大事なミッションだった」と語ります。実際、メンバーの1人は取材で「入社以来ずっと携わってきたJALCOMの運用終了に携わるのは複雑だったが、新システムに自分で命を吹き込めるのは光栄だと考えを変えた」と話しました。IT畑出身でないのにITスキル標準をマスターした人、海外とのやり取りでTOEIC900点超になった人もいるとのこと。社員の成長という点でもプロジェクトの意義は大きそうです。(金子)

 メルカリは2018年1月、ハードウエアウォレットの出品を禁止しました。悪意ある商品の流通を防ぐのが狙いです。しかし、危険は外から来るものだけではありません。ユーザーの過失で仮想通貨を失うことを世間では「セルフGOX」と呼ぶそうです。MTGOXがハッキングに遭い、ビットコインを盗まれた事件に例えた表現なのでしょう。秘密鍵をハードウエアウォレットで保管したとしても100%安心とは限りません。リカバリーフレーズの失念や送金ミスなど、セルフGOXの恐れも隣り合わせです。(斉藤)

 国内ベンダーのクラウドサービスに競争力はあるのか。IaaS基盤を刷新したメタウォーターの事例を取材し改めてこの点を考えました。同社は富士通のサービスを使い続ける選択をしましたが、判断基準は「料金面でAWSと競えるか」。国産勢はこのベンチマーク相手に追いつくのが精一杯な状況です。既存顧客のつなぎ止め以上は厳しいと言わざるを得ません。(玄)

 4月から日経コンピュータ編集部に加わりました。雑誌は3年ぶりです。直近は日本経済新聞社の企業報道部で、富士フイルムホールディングスやリコー、コニカミノルタといった精密機械業界を担当していました。富士フイルムHDによる米ゼロックス買収をはじめ、デジタル化の荒波はあらゆる業界の構造を根底からひっくり返すほどのインパクトを秘めています。これからは、そこで奮闘する人や企業を取材し、「挑戦」を後押しする情報を発信するつもりです。(山端)

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