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 みずほ銀行のシステム障害を巡っては、内向きの企業風土が被害を拡大させた一因と第三者委員会が結論付けました。ATMによるカードや通帳の取り込みが多数発生していたにもかかわらず、障害ランクを過小に見積もったことが典型例です。一方、一部の行員は事態の深刻さを当初から把握し、声を上げていました。しかし、組織をまたいで十分に共有されませんでした。過去のシステム障害でみずほ銀行はこうした声の重要性について身を持って知っていたはずです。「MINORI」の本格稼働による慢心だけが理由ではないでしょう。(山端)

 失点を恐れて積極的・自発的な行動をとらない傾向を促進する企業風土が根底にあった――。みずほ銀行のシステム障害を調査した第三者委員会はこう批判しました。同行の藤原弘治頭取はネットニュースを見て初めて、自行のトラブルに気づいたといいます。企業体質に問題があったのは確かでしょう。ある企業の担当者と話をしていると、「うちも、誰が上司に電話するかとか気にするからね」と人ごとではない様子。忖度(そんたく)の文化と無縁だと胸を張れる企業はそう多くはないかもしれません。(岡部)

 特集でプログラミング言語についての調査結果を掲載しました。今回の調査結果で驚いたのは「Python」が利用言語の第1位になったことです。上位に食い込むとは思っていましたが、まさか1位になるとは想像していませんでした。Pythonの得意分野であるデータ分析システムやAIシステムを開発する機会が増えているのでしょう。DXを推進するシステムを開発するエンジニアにとっては、今後Pythonの習得が必須となりそうです。(安藤)

 まいばすけっとのAI活用について、開発した金山さんに取材しました。「プログラミングの経験は大学時代に半年ほど触れた程度だ」と話していましたが、学習データの作成からモデル開発までほとんど1人で進めたそうです。独自の方法で学習データを作成したり、画像から点数を算出したりしていてとても面白かったです。DXに貢献するAIを1人でも開発できる時代がきたようです。(貴島)

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