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 特集の取材中、ソフトバンクグループや傘下のファンドから出資を受けたスタートアップのCEO(最高経営責任者)に、毎回必ず同じ質問をしました。それは「出資交渉の最中、孫正義氏と何回会いましたか?」というもの。興味深いことに答えは皆同じで「1回」でした。「30分」や「1時間」など面会時間に差はありましたが、孫氏とCEOが話し始めるやすぐに意気投合し、出資が決まるのがパターンのようです。10兆円を運用する孫氏にとっては、数十億円や数百億円の投資は微々たる額に過ぎないのかもしれませんが、これには驚きました。(中田)

 英ケンブリッジのアーム(Arm)本社を取材で訪れました。インタビュールームとして案内されたのは、留守中のサイモン・シガースCEOの居室。特集にも書きましたが、同社には「役員が出張などで不在の際、社員は居室をミーティングなどに使える」という不文律があります。創業当初、本社が手狭だった頃に確立したルールだそうですが、エンジニアが上下の区別なく自由闊達に議論する同社の社風を感じました。ちなみに同社はケンブリッジの拠点に新棟を建設中で、会議室も豊富に用意するそうです。(浅川)

 ビジネスチャットの活用事例の取材で伺ったユーザー企業のIT担当者に、最近取り組んでいるテーマを尋ねると「RPAだ」との声を多く聞きました。事務作業の効率化を目的とするツールがRPAなら、ビジネスチャットで動かすチャットボットは、現場作業の効率化を支援するツール。現場で取り扱う書類が減るなど導入効果を示しやすく、経営層にも説明しやすいそうです。RPAのようなブームが訪れるかもしれません。(玄)

 JCBの「守りの要」といえる加盟店管理システムを取材しました。利用者からは見えにくいですが、加盟店の審査業務はノウハウの塊で、マニュアルに落とし込みにくいほど煩雑です。それをAI(人工知能)で置き換えるという発想に、AI活用の「今」を感じました。ここからAIが知識やノウハウを蓄積し、どこまで進化するのか。2~3年後、改めて取材し、進化の具合をお伝えしたいです。(山端)

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