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 「GIGAスクール構想」について取材を進めると、単に紙の教科書やノートをデジタル化する話ではないと分かりました。工業社会から情報社会に変わる中、ICTを活用しながら社会課題を解決し、イノベーションを起こす人材をどう育むかという教育改革の話でした。工業社会型教育で育った私たち大人はデジタル社会にマッチしている人材か考えさせられました。(外薗)

 今年度中にも全国の小中学校で1人1台の端末が整います。ある校長先生は「端末でたくさん失敗して、学んでほしい」と言います。データを消す、落として壊す、動画を見過ぎて寝不足──私も様々な失敗からパソコンとの付き合い方を学びました。1人1台端末で社会に出る前にたくさん失敗できる環境が整った、こんな見方もできるかもしれません。(岡林)

 取材で訪れた学校では、小学4年生がプログラミング学習用ソフト「Scratch」を活用して発表資料を作っていました。ある生徒は画面いっぱいのプログラムを「3時間ほどで作った。プログラミングは楽しい」と語ってくれました。「デジタルネーティブ」世代を目の当たりにし、私も負けていられないと感じました。(貴島)

 第一生命保険のDXを取材しました。印象深かったのは投資額「わずか」30億円の基幹系刷新です。話は脱線しますが私は飲食店探索が好きで「安くておいしい」お店こそ至高だと思っています。「コストは低く、しかし時代に即した新システム」の構築事例は興味深い内容でした。(田中陽)

 複数チームによるアジャイル開発を取り上げました。あるエンジニアにプロジェクトのコツを聞いたところ「開発宣言や原則を守る」と話してくれました。対話を重視し、改善を繰り返す。そして動くソフトを作り続ける。大規模開発でもアジャイルに必要なマインドセットは変わりません。(安藤)

訂正:2020年11月12日号ニュース&リポート「福岡市、国に先んじ『脱ハンコ』」で、「教育・保育給付認定申請書」について「児童手当の給付などに関する」としていましたが、正しくは「保育所の入所手続きなどに関する」でした。おわびして訂正します。
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