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目次
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パソコン選びに新機軸 セキュリティーで競う
パソコンのセキュリティー機能を独自に強化する--。ここに来て大手メーカー間の競争が激化している。独自のセキュリティーチップなど特殊な部品を組み込み、マルウエアからユーザーを防御するソフトウエアを搭載する。ハードとソフトの両面で、サイバー攻撃対策が高度化している。セキュリティーが、法人向けパソコン選…
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マイクロサービス設計 3つの難所と突破法
デジタルトランスフォーメーション(DX)に合わせて導入が進んでいる設計手法がある。「マイクロサービスアーキテクチャー」だ。これを使うことでシステム変更の工数を大きく減らせる。実践で直面する3つの難所と突破法を解説する。
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大災害にAIで備える 損保4社の保険金DX
新型コロナ禍で大規模災害が起こったらどうすればいいのか――。大手損害保険会社が保険金支払いのデジタル変革(DX)を加速している。被害状況の推測、顧客からの事故受け付け、損害の査定といった災害発生からの一連の過程に人工知能(AI)やSNS(交流サイト)を活用。
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みずほの勘定系刷新 グランプリに輝く
IT Japan Award 2020
優れたIT活用事例に贈賞する日経コンピュータ主催の「IT Japan Award」。今回グランプリに輝いたのは、みずほフィナンシャルグループだ。勘定系システムを全面刷新する空前絶後のプロジェクトが高く評価された。
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業績ランキング2020 コロナが先行きに影
ITサービス各社の2019年度業績はデジタル投資の拡大を背景に好業績が目立った。売上高ランキング上位30社を見ると、9割の企業が増収増益だった。ただし先行きには新型コロナが影を落とす。好調企業の業績を分析するとともに、2020年度の業績を展望する。
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蹉跌と反省の末に 富岳、世界4冠の軌跡
日本のスーパーコンピューター「富岳」が性能ランキング4冠を達成した。前世代機の商用化につまずいた反省が出発点だ。ただ、本当の試練はこれからだ。本番運用後の実績作りに加え、世界で激化する開発競争が待ち受ける。富岳の開発の軌跡をたどり、実力を検証する。
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今こそ印鑑レス契約を ヤフーとネスレの挑戦
コロナ禍で「電子契約」が注目を集めている。紙の契約書に押印または署名する代わりに、デジタルな契約書に電子サインや電子署名をして取引先とやり取りする方法だ。いち早く取り組んだヤフーとネスレ日本の事例を通じて、電子契約導入の勘所を解き明かす。
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CAFISの葛藤 求められる競争原理
決済インフラ「CAFIS」が揺れている。公正取引委員会は2020年4月に、CAFISの利用料金が10年間にわたって変わっていない点などを問題視する報告書を公表。これを受けてNTTデータは6月、CAFISの料金改定に踏み切った。キャッシュレス決済を長年支えてきたインフラに何が起こっているのか。NTT…
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3千人調査で見えた在宅勤務の阻害要因
新型コロナ禍により、企業のテレワークに対する関心は高まっている。日経BP総研がビジネスパーソン3000人を対象に実施した「新型コロナ対策テレワーク実態調査」によって、在宅勤務の課題や生産性への影響などの実態が見えてきた。テレワークを阻害する2大要因も明らかになった。調査で判明した3000人のリアル…
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コロナ禍デジタル戦記 行政現場はかく戦えり
新型コロナウイルスの感染拡大防止にITは有効な武器になる。しかし対策の矢面に立っていた行政の現場は紙の書類やFAXの利用が常態化しており、対応に混乱も見られた。そこから見えてきたのは「データの利用ルールが伝わっていない」「データの定義が不統一」「政府が失敗した実装」という3つの克服すべき問題だ。
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Web会議ツール 主要4製品を徹底比較
コロナ禍のテレワークによりWeb会議ツールは急速に普及した。少人数の打ち合わせから大規模な会議まで、業務に欠かせない存在だ。ただ多くの企業は緊急に導入したため、改めてツールを見直す動きもある。Zoom、Teams、Cisco Webex、Google Meetの主要4製品を取り上げ、業務利用で重要…
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新型コロナに負けるな! テレワーク大作戦
新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの日本企業がこの春、大規模なテレワークへの移行を突然強いられた。VPN(仮想私設網)の同時接続数や自宅で使う端末が足りない̶̶。想定外の困難に情報システム部門やユーザー部門はどのように立ち向かったのか。各社の「テレワーク大作戦」の実像に迫る。
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アパレル、ECへ軸足 ファン育てる秘訣とは
新型コロナウイルスの感染拡大がアパレル業界を苦境に追いやった。大手レナウンの経営破綻は記憶に新しい。店舗の営業自粛を経験した今、力を注ぐのがEC(電子商取引)だ。SNS(交流サイト)やブログ、動画を使い消費者と親密な関係を築く。ネットを駆使した施策でファンを生むアパレル企業の取り組みを追った。
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VRで脳を鍛える「リハビリ革命」最前線
疾患や老化が原因で低下した体の機能を回復させる「リハビリテーション」の手法が多様化している。脳研究の発展に伴い、身体だけではなく脳にも着目したリハビリ技術の開発が進んできた。VR(仮想現実)やセンサーなどの技術を駆使して脳にアプローチする最新の技術を追った。
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始動する東京DX 対策サイトを爆速開発
デジタル技術を駆使して東京が生まれ変わろうとしている。都民の生活から都職員の働き方まで、最新ITで変革する。オープンデータを活用して構築した新型コロナウイルス対策Webサイトが東京都の目指すデジタル変革を象徴している。世界最先端のデジタル都市を目指す、東京都の挑戦を追う。
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ゲーム会社に学ぶ 高速リリースの勘所
新タイトルが矢継ぎ早にリリースされるスマートフォンゲームの業界。ゲーム開発企業に求められるのが素早いコンテンツ開発だ。テストツールからチーム内での議論、ノウハウを生かす組織体制まで、その手法はゲーム業界のみならず、DXを進める多くの企業で参考になる。3社のゲーム開発会社の事例から高速開発の秘けつを…
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いよいよ始動!5G 期待と現実のギャップ
5G(第5世代移動通信システム)がついに始まった。携帯大手3社は新料金と新サービスを相次ぎ発表。各種施策で当面は割安に使えるようにしたが、提供エリアや通信速度もしばらくは「控えめ」。端末も10万円以上の高機能機種が中心だ。今後の課題を追った。
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新型コロナにも威力 週休3日制の実力検証
土日に加えてもう1日休みの週休3日制を採用する企業が目立ち始めた。土曜日は午前出社の「半ドン」時代を知る人からすれば、まさに隔世の感だ。週休2日になじんだ若手や中堅にとっても夢のようだろう。成果が下がると思いきや、生産性向上や離職防止などの成果を得つつある。通勤時間が減り、子育ての時間を増やせる点…
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和製手術支援ロボ 王者「ダビンチ」に挑む
日本発の内視鏡手術支援ロボットの実用化が近づいている。世界の内視鏡手術支援ロボの市場は「ダビンチ」がほぼ独占状態だ。国内企業は独自の技術とコンセプトで差異化を図る。日本を含む世界でロボットを利用した内視鏡手術数が増えている。日本企業はどこまで日本の、そして世界の市場に食い込めるか。
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世界3大クラウド データ活用機能比べ
世界3大クラウドがデータ活用サービスの開発競争でしのぎを削る。AWS(Amazon Web Services)はDWHの高速化に注力、Microsoft AzureはSQL Data Warehouseの進化版を投入した。BigQueryで迎え撃つGCP(Google Cloud Platform…
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