
ニュース&リポート
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京セラとそごう・西武がRPA導入、SMFLキャピタルは200体以上のソフトロボ
京セラとそごう・西武がRPAの導入を進めていることが判明した。京セラは生産性倍増、そごう・西武は年600時間超の削減を狙う。リース会社のSMFLキャピタルは人工知能(AI)の開発に活用している。
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IT大手の2018年度業績に明暗 富士通とNEC、見えぬ次の一手
国内IT大手4社の2019年3月期業績は明暗が分かれそうだ。日立製作所とNTTデータは増収増益の見込み。一方の富士通とNECは減収減益の予想。稼ぐ事業の創出が急務だ。
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やまぬサイトブロッキング騒動 NTTとカドカワ、2社長の思惑
海賊版サイトへのアクセスを遮断する「サイトブロッキング」の騒動が続く。NTTが遮断を公表すると「通信の秘密を侵害する」と批判が相次いだ。拙速とも見える動きの裏にはカドカワ社長の働きかけがあった。
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NTTデータ新社長の本間氏、凡事徹底で世界トップ5入りなるか
日経コンピュータの特報通り、NTTデータの本間洋副社長が社長に就く。評価したのはセブン&アイやファーストリテイリングの案件を獲った「実行力」。本間氏はNTT持ち株会社と軌を一にし、海外事業を拡大させる重責を担う。
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優秀な従業員は金利高めに 社内預金支援の新サービス登場
FinTechの新サービスによって社内預金が様変わりする。成果を挙げた従業員の金利を高めにしてやる気を引き出せる。人材不足や採用難が続くなか、福利厚生の新たな形として注目を集めそうだ。
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IoTで百貨店の魅力を再び そごう・西武がデジタル改革
採寸は無料、洋服を買わなくても測定データを提供します――。百貨店のそごう・西武がユニークな新サービスに乗り出す。IoTなどの新技術で百貨店ビジネスの抜本改革に挑む。
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カメラ画像から「お得意様」判別 小売店の顔認識で新指針
経済産業省が小売店におけるカメラを使った顔認証の新指針を設けた。顧客の再来店を把握し、「お得意様」の購入履歴を分析できるようになる。だが小売りの事業者からは、指針が示す制約の多さに不満も漏れる。
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NEC、異例の副社長人事 GEジャパン元社長に海外託す
2000年度に5兆4000億円あった売上高が3兆円を割り込んだNEC。起死回生を図りGEジャパン元社長を招き、海外事業担当の副社長に据えた。異例の人材登用は再成長に向けたカンフル剤となるか。
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ロボットでビル管理の効率化を競う、三井不動産と三菱地所
不動産最大手の三井不動産と「丸の内の大家」こと三菱地所。日本を代表する二大大家が競い合うかのようにロボット導入を加速している。狙いはビル管理業務の効率化。観光客対応も視野に入れる。
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新卒でも年俸720万円、新興ITが常識破りのエンジニア獲得策
国内の新興IT企業で「新卒一律初任給」を廃止する動きが広がっている。エンジニア不足を背景に、IT人材の奪い合いは新卒にも及び始めた。人材獲得競争が激しくなり、老舗の大手は厳しい戦いを強いられている。
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富士通と日立は縮小もIBMは新型機、ハード戦略の違い鮮明
富士通はオフコン機の販売をやめ、日立製作所はEMSへの委託を決めた。一方で米IBMは汎用機の新機種を投入するなどハード事業の強化を続ける。国産2社とIBMとの間で、戦略の違いが一段と鮮明になってきた。
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AIで勤務シフトを「うまく早く」、吉野家が人手不足でテクノロジー投資
吉野家ホールディングスがテクノロジー投資に力を入れている。切り札の1つが人工知能(AI)の活用だ。シフト勤務の調整を自動化する。ロボット活用と併せて、未曽有の人手不足に挑む。
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迫りくるWindows 10移行、古い業務アプリに要注意
Windows 7のサポート切れまで2年を切り、企業は10への移行を急ぐ。パッケージソフトの利用が多い企業は移行の負担が比較的小さい。一方で古い業務アプリケーションが残る企業は検証に留意が必要だ。
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さらばブラック職場、IT大手がAI搭載のシステム運用管理ソフト
人工知能(AI)を使ってシステム運用を効率化する新製品が相次いでいる。目玉は手順書やツールでの自動化が難しかった障害対応をAIが支援する点。長時間労働を招く「最後の難題」がいよいよ解かれるか。
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年金データ入力ミス事件の深層 契約違反より深刻な3問題
日本年金機構のデータ入力ミスの波紋が広がっている。委託先のミスにより年金受給者約14万9000人の支給額に影響があった。取材を進めるとより深刻な3つの問題が見えてきた。
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5000億円デジタル化の第一弾 イオンが出資する新興の正体
イオンが電子商取引ベンチャーの米Boxedに出資する。BoxedはAIやロボットを駆使し、日用品のホールセールで急成長中だ。ノウハウを吸収し、小売り「大量閉店」時代を乗り切れるか。
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打倒LINEのスタートラインに 携帯3社が「+メッセージ」発表
NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯3社は2018年5月9日に新たなメッセージングサービス「+メッセージ」を一斉に始める。3社は「LINE」からの乗り換えを狙うが、果たしてもくろみ通りに進むか。
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服を買うのはVR空間で パルコなど、SXSWで未来示す
デジタルの未来が見えると世界の企業が注目するイベント「SXSW 2018」。特に目を引いたのが、「仮想」と「現実」を融合させた取り組みだ。国内勢ではパルコ、ソニー、パナソニック、ヤマハなどが出展した。
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過去の失敗を生かせるか、富士通とユニシスの勘定系クラウド
2年後、銀行の勘定系システムをクラウドで動かす時代がいよいよ到来する。富士通と日本ユニシスが新サービスを投入する。狙いは経営悪化に苦しむ地方銀行かと思いきや、2社は別の需要も狙う。
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気付けない攻撃、企業を襲うサイバー脅威のトレンド
セキュリティ各社は2018年3月下旬、サイバー脅威の最新動向を公表した。仮想通貨を不正に採掘したり正規ソフトを改ざんしたりする攻撃が増えそうだ。いずれも攻撃に「気付けない」というやっかいな共通点がある。