
ニュース&リポート
目次
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量子計算機の誤り抑制に新手法 東大やNTT、グーグル式を改善
量子コンピューターのエラー(誤り)を抑制する新手法が登場した。ハードウエアとアルゴリズム、それぞれに起因するエラーをともに抑制できる。既存の誤り抑制手法は片方のエラーしか抑制できない課題があった。
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NECが米プロマネ団体と提携 「アジャイル指南書」日本に上陸
NECは米プロジェクトマネジメント協会(PMI)と戦略提携を結んだ。PMIが提供するアジャイル開発の推進などに役立つ知識体系を活用し、システム開発のコンサルティングや資格認定研修といった事業を展開する。
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サッポロHD、全社員にDX研修 リーダー層は専門性で4区分
サッポロホールディングス(HD)が全社員にDX(デジタル変革)研修を行う。グループ4000人を対象に、3つの層に分けて人材育成プログラムを策定。このうちリーダー層は150人で、専門性によって4つに区分した。
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東京ガスがAIでコールセンター改革 年間1万1000時間の応対時間を削減
東京ガスがAI(人工知能)を活用したコールセンター改革を進める。質問文の意味を理解して適切な回答文を提示するAIや、電話問い合わせを文字にするAIを導入。応対時間を大きく削減した。
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ガンダムのメタバースを始動 バンダイナムコがIPを軸に展開
バンダイナムコホールディングス(バンナムHD)がメタバースを構築する。「機動戦士ガンダム」をテーマとし、2022年秋に第1弾の開設を目指す。ファンがつながる場を提供し、同社が持つIP(知的財産)の価値最大化を図る。
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沈静化に前代未聞の60時間超 KDDI通信障害の裏側
KDDIは2022年7月2日に通信障害を起こし、沈静化に60時間超を要した。同社サービスに限らず、物流や自動車、銀行など多くの企業に支障が出た。わずかな想定の甘さで大障害となる通信インフラの怖さを浮き彫りにした。
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尼崎市のUSBメモリー紛失 多重下請けの「悪弊」が露呈
兵庫県尼崎市の全市民情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した。紛失したのは、同市の業務を受託した再々委託先の社員。IT業界の「悪弊」とも言える多重下請けの問題が露呈した格好だ。
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米メガ勢クラウドが一段有利に デジタル庁が利用方針を改定へ
デジタル庁は2022年夏をめどに、クラウドの利用方針を4年ぶりに改定する。新方針では「スマート利用」を設計やサービス選定時に検討するよう求める。国産ベンダーにとって政府調達で選ばれるためのハードルが上がる。
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NECが「ACOS-4」5年ぶり刷新 縮む市場、顧客つなぎとめが課題
NECは2022年6月30日、メインフレーム「ACOS-4」の最新機種を発売した。新機種の登場は5年ぶりで、演算性能を先代機の最大2倍に高めた。メインフレーム市場の縮小が続くなか、NECは新機種をどう訴求するのか。
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さらばパスワード FIDO採用でログイン失敗撲滅
結婚式場検索のウエディングパークはクラウドへのパスワード入力をやめた。FIDO(ファスト・アイデンティティー・オンライン)による多要素認証を利用する。約200件あったログインエラーが導入後3カ月ほどで皆無になる効果を得た。
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書きたいコードをAIが生成 GitHub Copilotが正式サービス開始
プログラマーが書きたいコードを人工知能(AI)が提案する。米ギットハブが「GitHub Copilot(コパイロット)」を正式に始めた。利用料は月額10ドルまたは年額100ドルで、様々な言語に対応する。
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オムロンが基幹システム刷新へ 日本IBMとは「復縁」
オムロンが2029年度までに基幹システムを刷新する。かつて運用管理を任せていた日本IBMと「復縁」し、パートナーに選んだ。個別最適のシステムから脱却し、事業や地域をまたいで整備する。
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クラウド直結の閉域網サービス 「安全・柔軟」売りに続々登場
インターネットイニシアティブ(IIJ)やBBIXが、マルチクラウド環境向けに閉域網を使ったネットワークサービスの展開を相次いで始めた。高セキュリティーや帯域変更の柔軟さ、管理者の負担軽減などで浸透を図る。
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政府調達で使うクラウドリスト SaaS限定の簡易版を今秋作成
政府が調達用の「安全」なクラウドサービスのリストを追加作成する。公開文書の共有などセキュリティーリスクの低い用途に限定。外部監査を緩和し、コスト軽減とスピード向上を図る。
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日本製鉄がIoTで設備監視 3年内に全6製鉄所へ導入へ
日本製鉄がIoT技術による製鉄所の設備監視システムの構築を進めている。数百個の無線センサー網を張り巡らせて、稼働状況や異常を監視する。2025年度までのおよそ3年間で、国内全6カ所の製鉄所への導入を目指す。
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経済安保推進法が成立 金融に脱・中国オフショアの動き
2022年5月11日、国会で経済安全保障推進法(経済安保推進法)が成立した。経済安保の確保を理由に中国のオフショア拠点を見直す企業が増えている。基幹インフラの安定的提供の観点から金融システム関連などで検討が進む。
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花王が独自の肌解析技術で「@cosme」と協業する狙い
花王は化粧品情報サイト「@cosme(アットコスメ)」運営のアイスタイルと、皮脂から採取したRNA(リボ核酸)情報を基に肌分析を1万人規模で行う。「RNA肌型」から化粧品を効率的に選択できる仕組みを構築する考えだ。
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社員の7割がデータ研修望むも経営者は「もう十分」と考える訳
データスキル教育に関する見方が経営層と社員で異なると調査で分かった。75%の経営層は社員に十分なスキルを取得させていると考える一方、同じように見る社員は40%にとどまった。その「溝」への処方箋は何か。
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4000のアナログ規制が撤廃へ いまだ残る未精査3万点
人による目視や常駐などを義務付けた「アナログ規制」。政府は2025年までに4000弱のアナログ規制を撤廃するプランを固めた。ただ約1400のアナログ規制が宙に浮き、指針など3万点以上が未精査だ。
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ランサム被害の半田病院が報告書 真因はITマネジメント不全に
ランサムウエア攻撃を受けた徳島県の半田病院が調査報告書を公表した。報告書は半田病院の知識不足を指摘し、ベンダーの不作為を強く批判した。各自の主張からはセキュリティーに不可欠なマネジメントの不在が見えてくる。
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