
ニュース&リポート
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さらばブラック職場、IT大手がAI搭載のシステム運用管理ソフト
人工知能(AI)を使ってシステム運用を効率化する新製品が相次いでいる。目玉は手順書やツールでの自動化が難しかった障害対応をAIが支援する点。長時間労働を招く「最後の難題」がいよいよ解かれるか。
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年金データ入力ミス事件の深層 契約違反より深刻な3問題
日本年金機構のデータ入力ミスの波紋が広がっている。委託先のミスにより年金受給者約14万9000人の支給額に影響があった。取材を進めるとより深刻な3つの問題が見えてきた。
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5000億円デジタル化の第一弾 イオンが出資する新興の正体
イオンが電子商取引ベンチャーの米Boxedに出資する。BoxedはAIやロボットを駆使し、日用品のホールセールで急成長中だ。ノウハウを吸収し、小売り「大量閉店」時代を乗り切れるか。
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打倒LINEのスタートラインに 携帯3社が「+メッセージ」発表
NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの携帯3社は2018年5月9日に新たなメッセージングサービス「+メッセージ」を一斉に始める。3社は「LINE」からの乗り換えを狙うが、果たしてもくろみ通りに進むか。
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服を買うのはVR空間で パルコなど、SXSWで未来示す
デジタルの未来が見えると世界の企業が注目するイベント「SXSW 2018」。特に目を引いたのが、「仮想」と「現実」を融合させた取り組みだ。国内勢ではパルコ、ソニー、パナソニック、ヤマハなどが出展した。
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過去の失敗を生かせるか、富士通とユニシスの勘定系クラウド
2年後、銀行の勘定系システムをクラウドで動かす時代がいよいよ到来する。富士通と日本ユニシスが新サービスを投入する。狙いは経営悪化に苦しむ地方銀行かと思いきや、2社は別の需要も狙う。
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気付けない攻撃、企業を襲うサイバー脅威のトレンド
セキュリティ各社は2018年3月下旬、サイバー脅威の最新動向を公表した。仮想通貨を不正に採掘したり正規ソフトを改ざんしたりする攻撃が増えそうだ。いずれも攻撃に「気付けない」というやっかいな共通点がある。
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森友文書改ざん問題で動き出す電子決裁、普及率の実情と課題
森友学園を巡る公文書の改ざん問題を受けて電子決裁導入が動き出した。総務省発表の電子決裁率は90%を超えるが、実態はもっと低い。安倍晋三首相の指示を「改ざん」しない実行力が問われる。
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コピペを見抜く新卒採用AI、サッポロHDが書類選考時間を4割減
新卒社員の選考業務にAI(人工知能)を活用し、エントリーシート(ES)の判定にかける時間を4割減らした。「コピペ」のシートを見破ることもできるという。
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有望株をAIで漏らさず発掘、三菱UFJ銀行が新たな融資サービス
メガバンクが「本丸」業務にAI(人工知能)を活用する。これまで難しかった、創業から日の浅いスタートアップへの融資に適用。マイナス金利政策など逆風をバネに新施策に踏み出す。
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RPA市場、ついに富士通も ベトナム勢など6社が参入・強化
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)市場が百花繚乱の様相だ。2018年4月にベンダー6社がRPA事業の参入や強化を相次ぎ表明した。富士通が本腰を入れるほか、オフショア開発ベンダーなどが新たに参戦する。
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「少年」メルカリの反省 不正防止で大人に成長できるか
フリマアプリ大手メルカリが規約違反の売買を防ぐ対策を急いでいる。利用手続きの改善や不正出品の自動検知、監視体制の強化が柱だ。成長重視の「少年」時代を越え、社会が求める「大人」の会社に変われるか。
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株式売買の不正監視は二刀流で、東証が日立とNECのAI技術を併用
日本取引所グループは2018年3月、株式売買の審査にAIを導入した。異なる2社のベンダーが開発する2つのAIを並行採用。1年以上にわたる検証期間を経て「二刀流」での運用を決断した。
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面倒なパスワード管理と決別、富士通がFIDO認証に対応したPC
パスワードを使わず、端末の生体認証機能などでログインする「FIDO認証」。富士通は、対応端末をスマートフォンからWindows PCに拡大させた。煩雑なID/パスワード管理の問題を解決できる可能性を秘める。
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人手不足に悩む飲食店に人材紹介、ぐるなびが始めた新サービスの仕組み
ぐるなびがアルバイト紹介事業に参入する。3万人の外国人登録者を持つ人材紹介のaimと事業提携。飲食店の人手不足を商機と見る。
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マイナンバーの利便性向上なるか、規制緩和を求める経団連
2019年のマイナンバー制度改正に向けた議論が始まった。口火を切ったのは日本経済団体連合会(経団連)だ。マイナンバーの利便性を高めるため、民間利用や規制緩和を求める。
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ドローン利用の見通しと課題、目視できない範囲での飛行も可能に
ドローンが本格的な商用利用に向けて離陸体制に入った。本格利用時に不可欠となる「目視外飛行」に向けた制度整備が進む。福島県に国内最大の空域を設けて検証する。
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RPA導入の手間を省く、ソフトロボを自動生成するAIが登場
RPAツールの人工知能(AI)活用が進む。ユーザーの振る舞いをツール自らが自動的に分析。PCの作業を自動化する「ソフトロボ」の自動生成までできるようになりつつある。
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森友文書改ざん問題、知られざるシステム運用のずさんさ
森友学園を巡る決裁文書の「改ざん」問題から、国の文書管理システム運用のずさんさが見えてきた。公文書の定義のあいまいさもあり、第2、第3の森友文書が生まれかねない。
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大手ITの新卒採用、減らすNECと増やすドコモ
主要ITベンダー5社の2019年度の新卒採用計画が明らかになった。AIやIoTといった新技術を担う人材を厚遇する傾向が顕著だ。若手に年収1000万円を提示するネット企業もある。