

社長の疑問に答えるIT専門家の対話術

目次
-
アマゾンはデジタル前提の小売業 新たな顧客体験を一貫して追求
[第183回]
米アマゾン・ドット・コムは顧客に新たな体験をITで提供し続ける。同社の歴史は小売産業の変革そしてIT利用の革新の歴史と言える。顧客第一という創業以来の方針をベゾスCEOが堅持したことが大きい。
-
「データの力」を再確認 経営の武器にする
[第182回]
「データは経営の武器」というが、実際にそう使えているだろうか。まずデータ自身が持つ力を再確認するところから始めよう。取り組む課題や事業によって役立つデータの種類とその働きは変わってくる。
-
未曽有の危機を機会に変える 問われる有事の知恵と実行力
[第181回]
新型コロナウイルス感染症という危機への対処は変革の機会になり得る。時間や人員が著しく限られる中、世界各地で人々は知恵を絞っている。ITがもたらす新たな社会基盤を生かす実行力と覚悟が問われる。
-
アップルのプライバシー保護に学ぶ アプリケーションが持つ力と危険
[第180回]
米アップルはアプリごとに個人情報の取り扱い方法を明示するよう求める。個人の許可なく情報を利用する、不適切なアプリの流通を防ぐためだ。一般企業もアプリの力を理解し不正防止に責任を持つ必要がある。
-
社会に新たな基盤をもたらす その技術を10年単位で育てる
[第179回]
2021年は先行きが不透明と言われるが変わらない点もある。ITがもたらした新たな社会基盤の上で物事が動いていくことだ。IT企業は10年、20年をかけて基盤を育ててきている。
-
イノベーターは根気強い 未来を信じて挑み続ける
[第178回]
大手IT企業は描いた未来と技術を信じ、他社と組み、長期にわたって挑戦する。イノベーションを成し遂げるカギは根気強さにあるということができる。そうした姿勢をまず理解することがITを利用する側に求められる。
-
アップルなど大手が注力する 「アクセシビリティー」向上策
[第177回]
情報を利用しやすくする「アクセシビリティー」は全員参加社会のカギである。米アップル、米グーグル、米マイクロソフトら大手IT企業は開発に力を入れている。利用する企業には、皆を巻き込み、行動する「組む勇気」が求められる。
-
すべての人が参加できる ICTが担う「インクルージョン」
[第176回]
何らかの制約がある人も含め、誰もがチームに参加し、貢献できる。これが「インクルージョン」であり、その実現は企業や組織の重要課題である。ICT社会基盤に責任を持つ大手企業は企業間の垣根を越えてこの課題に取り組む。
-
SDGs達成へ新興国と協業 イノベーションを世界に広げる
[第175回]
SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けては新興国との協業が重要である。先進的な技術を基にイノベーションを生み出し、世界に広げていく。その姿勢はGAFAMと総称される巨大IT企業の取り組みに顕著である。
-
迫る難題カーボンニュートラル 先を行くGAFAMの対策を見る
[第174回]
二酸化炭素の排出を実質無くす「カーボンニュートラル」は難題である。目標と活動の全体像を掲げ、技術を駆使し、周囲を巻き込む必要がある。GAFAMと総称される巨大IT企業の活動から学べることは多い。
-
新型コロナとAIは不可避 アマゾンが示す「新しい仕事」
[第173回]
新型コロナウイルスとAI(人工知能)は雇用や人材育成に大きく影響する。米アマゾン・ドット・コムは現場の職務、採用方法、安全対策を変え続ける。すべての組織と人は「新しい仕事」に向き合わざるを得ない。
-
制約を超えチームで楽しく仕事 GAFAMが示す新しい働き方
[第172回]
新しい働き方の議論がにぎやかだがテレワークだけでは新しくない。様々な制約を突破し、チームで創造的に活動する、それが目指す姿である。GAFAMと呼ばれるIT大手各社が提示する働き方から学ぼう。
-
デジタルで変わる教育システム 「自ら楽しく創作する」体験へ
[第171回]
企業にとっても社会にとっても教育は極めて重要である。「自ら楽しく創作する」教育体験を大手IT企業は提供しつつある。同様の新たな体験がビジネスにおいても求められる。
-
顧客視点で既存ビジネスを再発明 それがトランスフォーメーション
[第170回]
既存のビジネスを再発明してこそ、トランスフォーメーションと呼べる。再発明はインターネットがもたらした社会基盤の上でなされる。いかに魅力的な体験を顧客に届けるか、そこから考える必要がある。
-
GAFAは銀行を目指さない 本業の顧客に金融サービス
[第169回]
米アマゾン・ドット・コムなどGAFAと呼ばれる4社は金融サービスに積極的だ。検索、モバイル、SNS、電子商取引など本業の利用場面を金融で充実させる。決済や融資の再定義につながるものの既存の銀行になるわけではない。
-
GAFAは巨大流通業である 学ぶ点は購買体験の革新
[第168回]
米アマゾン・ドット・コムを筆頭にGAFAと呼ばれる4社は巨大流通業である。4社ともITを駆使し、消費者に新たな購買体験を提供する。消費者向け事業を手掛けるすべての企業にGAFAの動きは参考になる。
-
事業の変革か業務の改善か 視座で変わるシステム像
[第167回]
視座をどこに置くかによって目指すシステムの姿は異なる。事業変革を狙うなら社会を展望した上でシステムを検討する。協業か開発委託か、それによって組む相手が決まる。
-
IBMや富士通は開発のプロ 事業変革の相談相手なのか
[第166回]
デジタル企業ないしIT企業と聞くと経営者はGAFAMを思い浮かべる。IBMや富士通といったIT企業に事業変革を相談できるのか。いずれもシステムづくりのプロであり顧客企業の競合相手にはならない。
-
GAFAMはIT企業にとどまらない 社会基盤を担いウイルスに対峙
[第165回]
GAFAMと呼ばれる米グーグル、米アップルなど5社は何の企業か。医療や生活を支える社会基盤の担い手になりつつある。新型コロナウイルス対策を中心に各社の事業ポートフォリオを確認する。
-
社長もIT責任者も知らない 「API」の奥深い真価
[第164回]
API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)とは何か。システムをつなぐ技術や手法を指すがそれだけではない。真価は協業によって成長と変化に対する適応力を高める点にある。