
社長の疑問に答えるIT専門家の対話術
目次
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夏休みに書籍で学ぶ 全体を把握する方法
[第117回]
事業や業務の全体像をつかむ方法はいろいろある。ベテランが今年出版した実務書を紹介する。カギを握るのは、やはりデータの体系である。
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社長、事業部門、IT部門 悩みはみんな一緒
[第116回]
組織人の悩みは役職や役割に関わらず同じである。古い仕組みをなかなか変えられないことだ。仕組みの全体像を把握するところから始めよう。
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事業や組織の変革を支えよう システム部門の役割は不変
[第115回]
経営者は事業や組織をできる限り素早く変えたい。情報システム部門の役割は変革を支援すること。適切な情報に加え、変革の方法論を提供しよう。
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経営者は見える化が好き そのために業務の地図を描く
[第114回]
先行きが分かる「見える化」に経営者は期待する。現状をつかむ前提は業務用語が整っていること。誰もが読み書きできる業務の「地図」を描こう。
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基幹系が駄目ならAI、RPA、IoTも駄目
[第113回]
AI、RPA、IoTを入れても効果が出ない組織がある。正確なデータを集められない状態にあるからだ。業務を把握できる基幹系システムの整備を急ごう。
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データモデルを描こう ITは知らなくてもよい
[第112回]
ビジネスとITの様々な課題にデータモデルは使える。業務改善への意欲を持つ人がモデリングすべきだ。ITやシステム開発の知識はなくても構わない。
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終わりなきソフトウエア保守 データモデルから見直しを
[第111回]
「ソフトウエアの保守になぜ金と時間がかかるのか」経営者が納得できない不満の1つと言える。データモデルに即したソフトの構造化が有効だ。
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レガシー刷新を急ぐな まず遺産「相続」の計画を
[第110回]
拙速な「レガシー刷新」はかえって負債を増やす。役立つ遺産として「相続」するには計画が必要だ。計画の前提はデータアーキテクチャである。
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今でもある「在庫を増やすERP」 業務とデータ構造が不一致
[第109回]
ERP(統合基幹業務システム)を導入したら在庫が増えた。こうした失敗事例が2018年になっても散見される。業務の実態がデータ構造に反映されていないからだ。
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[第108回]顧客の多様な要求に対処するカギはデータとソフトの構造
顧客の要求がもたらす多様性に対処する仕組みが必要だ。仕組みを支えるデータとソフトの構造を設計しよう。それがあってこそIoTやビッグデータ、AIが役立つ。