

DXのためのクラウドネーティブなデータ基盤設計

目次
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4つの要件で欲しいデータを探す DXに不可欠なデータカタログ
[第7回]
DXを進める上で、データを経営資産として管理・活用することは大切なポイントになる。データには様々な種類や形式があり、さらにデータベースなどに分散して保存されている。「欲しいデータを探す仕組み」であるデータカタログの構築が欠かせない。
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ジョブ管理のApache Airflow マネージドサービスを使う利点
[第6回]
「Apache Airflow」は統合ジョブ管理ツールとして多くの企業で利用されている。柔軟で容易なリソース管理などができるマネージドサービスを利用する手もある。導入は容易だがオーバースペックになる場合もあり、組織に合わせた選択が必要になる。
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従来システムとクラウドをつなぐ Apache Airflowでデータ統合
[第5回]
DXにはデータの統合が欠かせず、その処理に「統合ジョブ管理ツール」が使われる。クラウドの利用が広がるとともに、この分野にもオープンソースソフトウエアの導入が進む。その代表的なサービスである「Apache Airflow」は大容量データの扱いを得意とする。
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高機能な全文検索を手軽に Elasticsearch利用の勘所
[第4回]
DXを推進するうえで、必要な情報(データ)に容易に到達できる環境作りは欠かせない。実現には高度な検索が必要であり、その手段として全文検索エンジンがある。検索・分析エンジン「Elasticsearch」はログ分析や全文検索など幅広い用途で使われる。
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ストリーミングデータを適切に扱う Apache Kafkaの特徴と活用
[第3回]
データ基盤に蓄積するデータにはマスターデータなどのほか、ストリーミングデータもある。サーバーログやセンサーデータなど1つひとつが小さく継続して生成される。分散データストリーミングプラットフォーム「Apache Kafka」を使って適切に扱える。
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DBをオンプレミスからクラウドへ AWSの移行支援サービス活用法
[第2回]
デジタルトランスフォーメーション(DX)においてデータベース(DB)のクラウド化は不可欠。開発の柔軟性やスピードを得られる一方で、DBのクラウド移行は難度の高い作業になる。ベンダーが提供するDB移行支援サービスを使うことで、そのハードルを下げられる。
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DXにおけるデータ基盤の主流に クラウドネーティブとは何か
[第1回]
DXを進めるにあたり、データ基盤としてクラウド環境を選択するケースが主流となってきた。主要なクラウド環境が備えるネーティブのサービスを使ってデータ基盤を構築できる。クラウドネーティブなデータ基盤の全体像と、本連載で取り上げるサービスを概観する。