(写真:Getty Images)
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日本の一般企業によるスタートアップへの出資が活発化している。コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)の設立も相次ぐ。投資による金銭リターンを得るのが目的ではない。デジタルトランスフォーメーション(DX)を断行するために、自社にない強みを持つ「外部」の力を生かす狙いだ。成長する会社を見つけ、良好な関係を築き、成果を出すのは容易ではない。閉塞した大企業に風穴を開けるための、ベンチャー出資における「必勝法」を探る。