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入社当初、JALCOMの開発保守を担当し早くから刷新の必要性に気付いていた。火中の栗を拾う形で刷新プロジェクトの責任者に着任。刷新に向けた思いと完遂への信念を明かした。

西畑 智博(にしはた・ともひろ)氏
西畑 智博(にしはた・ともひろ)氏
1961年生まれ、東京都出身。1984年東京大学工学部卒、日本航空(JAL)入社。国内営業部長、Web販売部長などを経て2014年4月に執行役員路線統括本部旅客システム推進部担当。2017年12月からはデジタルイノベーション推進部担当を兼任。(写真:村田 和聡)

 1984年に新卒としてJALに入社し、配属先のIT部門でJALCOMのプログラムを作っていた。1997年から2004年までは商品開発部で法人向けに国内出張を支援するWebサービス「JALオンライン」の企画責任者を務め、そこでもJALCOMとシステム接続していた。JALCOMとは長い付き合い。課題はよく分かっていた。

 空席照会などの結果を3秒以内に返すというルールで開発していたので動作は速かった。ただ、昔のシステムなのでデータの構造が古く、データはアドレスを指定して読みに行っていた。メインフレームのOSはJAL向けにカスタマイズされていたので、(IBMによる)バージョンアップのたびに我々が手を入れないといけなかった。

 時代はWeb、eコマース、モバイルと進化しておりITサービスはスピードが勝負となった。だがJALCOMと連携させて作るしかなかった。古い仕組みに無理やり機能を追加する限界が来ていて、いずれ根本から変えなければと分かっていた。