
(写真:Getty Images)
マスク着用原則がなくなり、日本はようやく新型コロナ禍から正常化に向かう。2024年に大学卒業を見込む就活生の多くは入学したその時から様々な行動制限がかかった「フルコロナ世代」。IT企業はこの世代をどう引き付け、自社の魅力をアピールしているのか。IT業界就職人気ランキングを発表するとともに、学生と企業双方にとって武器となる可能性を秘めるChatGPTなど生成AI(人工知能)の活用事例に焦点を当て、24年卒採用の最前線に迫る。
生成AIが変えた24年卒採用
マスク着用原則がなくなり、日本はようやく新型コロナ禍から正常化に向かう。2024年に大学卒業を見込む就活生の多くは入学したその時から様々な行動制限がかかった「フルコロナ世代」。IT企業はこの世代をどう引き付け、自社の魅力をアピールしているのか。IT業界就職人気ランキングを発表するとともに、学生と企業双方にとって武器となる可能性を秘めるChatGPTなど生成AI(人工知能)の活用事例に焦点を当て、24年卒採用の最前線に迫る。
[Part 1]
約3年続いたコロナ禍は落ち着きを見せ、企業は24年卒学生への採用意欲を高めている。フルコロナ世代の就活は早く長いのが特徴で、各社は学生のつなぎ留めに工夫を凝らす。就活生も企業も生成AI(人工知能)の活用に乗り出すなど、就活を巡る状況は様変わりしつつある。
[Part 2]
NTTデータは14年連続の首位を維持し、企業分野別では独立系SIが躍進した。一部の先進企業は「今どき」の学生に刺さる採用方法を積極的に取り入れている。インターンシップからショート動画の配信まで、一方通行でない学生目線の工夫が必要だ。
[Part 3]
2022年11月に米オープンAIが公開した生成AI(人工知能)のChatGPT。業務への活用やシステムへの組み込みが急速に進む中、採用プロセスも例外ではない。就活におけるChatGPTの使い方や、学生および採用担当者の本音を聞いた。