
大企業でも待ったなし SOMPOに学ぶ組織改革
目次
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技術者よ自律性を高めて羽ばたけ コロナ後の世界を3社長が読む
[最終回]
現場改善に取り組んだSOMPOシステムズとSOMPOシステムイノベーションズ、auカブコム証券の3社長が集まり、改善活動の成果を本音で報告し合った。新型コロナで一変した世界では「自律型で動ける技術者が活躍する」と予想を一致させた。
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組織改革はなぜ必要だったか 今だから話せる3社長の本音
[第11回]
自律的な現場改善を支援するチームビルディング塾をなぜ経営トップは導入したのか。塾に取り組んだSOMPOシステムズとSOMPOシステムイノベーションズ、さらにauカブコム証券の3社長を招き、本音を語ってもらった。
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「行動する勇気」は一体どこへ 改革推進チーム6人の悩みと成長
[第10回]
SOMPOシステムイノベーションズでは卒塾生6人が全社改革の推進役に立候補した。全社目標に沿って活動計画を立てていったが塾で培った「行動する勇気」が消えていた。講師との対話や他社の「先輩」との交流などを通して、6人は今も悩みながら成長している。
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現場改善のともしびを消さない 経営トップを見学に招いて士気向上
[第9回]
SOMPOシステムズは最後の塾となる第3期を迎えた。塾運営そのものも改善し、塾開講前に卒塾生らとの懇親会を開き心理的ハードルを下げた。塾の終盤には社長や副社長などが塾を見学し、塾生や卒塾生の士気を高めた。
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明るさが「心理的安全領域」を育む 失敗にくじけず笑顔で糧に
[第8回]
SOMPOシステムズ本社でのチームビルディング塾第2期を解説する。異なる塾の塾生同士がタッグを組んで現場改革をリードしたり、笑顔あふれるチームの塾生が現場に心理的安全領域を根付かせたりした。
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保守的・ベテラン・時短勤務 全員変われたある事業所の軌跡
[第7回]
SOMPOシステムズは本社以外でもチームビルディング塾に取り組んだ。ひばりが丘事業所はその業務内容や社員構成から見て「変革に苦労する」と筆者は踏んだ。だがふたを開ければ参加者全員が見事に変革し、筆者の予測は良い意味で裏切られた。
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つらさを乗り越え切磋琢磨 仲間がいればやり抜ける
[第6回]
SOMPOシステムズでもチームビルディング塾の第1期が始まった。「正解」のやり方がないのが組織改善のつらいところだ。毎日悩み、壁にぶつかってもやり抜けたのは「仲間」の存在が大きい。
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可視化はアナログで愚直に始める 「創意工夫」を鍛えて改革継続
[第5回]
SOMPOシステムイノベーションズの現場改善に向けた「塾」の第2期を解説する。アナログの可視化につまずいた過去からある塾生がデジタルでの可視化に傾注した。同じ可視化でもアナログとデジタルでは何が違い、改革にどう影響するのか。
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まずは自分と向き合い課題を知る IT子会社で最初の「塾」がスタート
[第4回]
SOMPOシステムイノベーションズで現場改善に向けた最初の「塾」が始まった。塾生12人は改善活動における現場とのギャップから、自分を見つめ直さざるを得なかった。エネルギーをすり減らしたこの経験がその後の成長につながった。
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やまぬ障害と残る旧弊 組織変革のきっかけをひもとく
[第3回]
SOMPOシステムズとSOMPOシステムイノベーションズはなぜ組織改革を始めたのか。その前段には数年にわたって取り組んだ品質向上や人材育成があった。2社が何にどう悩み、これまでの「常識」をどう崩して塾へと駒を進めたかを紹介する。
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組織処世術が意思決定を遅くする 「心のマネジメント」に転換のとき
[第2回]
大組織の意思決定が遅い理由は中間管理者などが組織処世術に走る点にある。企画書作成に数カ月を費やし、報連相は形骸化し、志ある者は辞めていく。新型コロナ禍で不確実性が高まる今こそ、「心のマネジメント」に転換するときだ。
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新型コロナで突然のテレワーク 「出来高」に注目して働き方を変える
[第1回]
しがらみの多い大組織でも多様性を受け入れた働き方改革は待ったなしだ。本連載はSOMPOホールディングスのIT子会社2社を実例にその進め方を解説する。新型コロナ禍で突然始まったテレワークも取り組み次第では改革の糸口になる。