

日経コンピュータ 中田敦のGAFA深読み

目次
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AIスタートアップが巨額資金調達 起業したのは元グーグル研究者
米国では再びAIスタートアップが巨額の資金を集め始めている。今度の主役は、米グーグルや米オープンAIなどで巨大言語モデルや生成AIの重要な論文を執筆した有力研究者が独立して起業したスタートアップである。
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ChatGPTを検索エンジンに? 責任ある大企業MSの判断に疑問
検索エンジンBingに「ChatGPT」をいち早く組み込んだ米マイクロソフトの動きは、米グーグルへの対抗策として非常にインパクトがあった。しかしマイクロソフトの今回の決断は、大きな禍根を残す可能性がある。チャットボットAI(人工知能)を検索エンジンに使うのは難しいからだ。
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ChatGPTが鳴らした号砲 グーグルは既存事業を壊せるか
ChatGPTはAI(人工知能)の世界を一変させてしまったようだ。つい3カ月前まで、AIがデタラメな文章を出力するのはタブーとされていた。しかしChatGPTの登場以降、人々はAIの過ちに突然寛容になり、チャットボットAIが一気に社会に受け入れられようとしている。
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ザッカーバーグの焦りが分かった メタの先を行くテンセントクラウド
米メタの正式社名はメタプラットフォームズ。メタバースのプラットフォームを提供するとの意図が込められているが、この分野で先行する大手クラウド事業者がある。GAFAのライバルである中国勢BATの一角、騰訊控股(テンセント)だ。
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チャットボットAIの返答は「幻覚」 生成文の善悪評価は難しい
2023年における最重要テクノロジーは「ChatGPT」に代表されるチャットボットAI(人工知能)だ。Webを検索せずともユーザーの調べたいことに答えてくれるチャットボットは、Google検索を脅かす存在になると見なされ始めている。
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AWS re:Inventで新発表64件 記者が注目したトップ3
米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が2022年11月28日~12月2日(米国時間)にクラウドの年次イベント「AWS re:Invent 2022」を開催し、69件の新サービスや新機能を発表した。それらの中から筆者にとって印象的だったものを3つランキング形式で紹介しよう。
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メタの致命傷は5兆円の設備投資 絶好調のAI研究は今後どうなる
Facebookの運営元、米メタが苦しんでいる。2四半期連続で売上高が前年割れした同社は2022年11月9日(米国時間)、全従業員の13%に及ぶ1万1000人を削減すると発表した。
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看過できないYouTube広告不振 初の前年割れで何が起きるのか
米アルファベットが2022年10月25日(米国時間)に発表した2022年7~9月期決算で、YouTube広告の売上高が初めて前年割れした。転機を迎えたYouTubeにこれから何が起きるのか。決算説明会における経営幹部の発言から予測しよう。
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グーグルが新サービスを大量発表 「深読み」記者が注目したトップ3
米グーグルが2022年10月11~13日(米国時間)にクラウドの年次イベント「Google Cloud Next 2022」を開催し、数十件の新サービスを発表した。それらの中から筆者にとって印象的だったものを3つランキング形式で紹介しよう。
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グーグルが社内起業組織を整理 スターAI研究者の社外流出相次ぐ
米グーグルにとっても、社内スタートアップの育成は容易ではないようだ。同社の社内インキュベーション機関「Area 120」で2022年9月中旬、14件あった製品開発プロジェクトのうち7件をキャンセルしたとの報道があった。
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筆者を後悔させたMAXIMの実力 手ぶれやノイズをAIが驚異の補正
ひどい手ぶれ動画やノイズまみれの写真を、AI(人工知能)がきれいに修正する。米グーグルが2022年9月8日(米国時間)、動画や写真の様々な不備を修正するAIである「MAXIM(Multi-Axis MLP for Image Processing)」のソースコードや学習済みモデルをオープンソースと…
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AWSは今や半導体メーカー サーバーを「メインフレーム化」
米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、クラウドで使用する数百万台以上のサーバーハードウエアをすべて自社で開発してきた。そのハードの中身が近年、市販のPCサーバーとは大きく異なり、メインフレームに近い構成になっていた事実が明らかになった。
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絵を描くAI「Midjourney」 今すぐ試すべき3つの理由
この数週間ほど、人間が与えた文章に基づいて画像を自動生成するAI(人工知能)のサービス「Midjourney(ミッドジャーニー)」が話題だ。同種のAIとしては米オープンAIのDALL-Eや米グーグルのImagenなどが先行していたが、一般ユーザーはなかなか試せなかった。
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AIの学習データが画像40億枚に 巨大テック企業の寡占化懸念再び
米グーグルなどが開発するAI(人工知能)の巨大化が加速している。先行して巨大化したのは機械学習モデルの大きさ(パラメーター数)だが、モデルに学習させるデータの量も巨大化している。2022年7月15日(米国時間)にグーグルが論文発表した機械学習モデルは、40億枚もの画像を学習させたことが話題となって…
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AWSのDWHがサーバーレスに 10年で様変わりした内部構造
米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が2022年7月12日(米国時間)、データウエアハウス(DWH)をサーバーレス化した「Amazon Redshift Serverless」の一般提供を開始した。ユーザー企業は容量設計が一切不要でDWHを利用できる。
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グーグルの万能AIが苦手克服? 数学や物理の問題を解ける訳
米グーグルのAI(人工知能)、Pathwaysの多芸さが際立ってきた。2022年6月30日(米国時間)にはPathwaysを基に開発した「Minerva」が、数学や物理の問題を解く正答率でAIによる過去最高の成績を達成したと発表した。画期的な成果だがAIの興味深い限界もまた明らかになった。
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あのBERTもiPhoneで稼働 アップルのAIはグーグルが支える
機械翻訳などiPhone向けのAI(人工知能)を強化している米アップルだが、同社は2022年6月に開催した開発者会議「WWDC 2022」に合わせて、興味深い事実を明らかにした。iPhoneで稼働するアップル製AIの多くは、ライバルである米グーグルのTransformerベースだったのだ。
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AIの思考を人間が助ける プロンプトエンジニアリングとは
AI(人工知能)による思考を人間が助ける「プロンプトエンジニアリング(Prompt Engineering)」が注目されている。様々な質問に答えられる最新AIの「巨大言語モデル」は、質問の仕方を工夫すると、AIによる回答の質が変わる。この工夫をプロンプトエンジニアリングと呼ぶ。
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言語も画像も動画も理解 ディープマインドの新AIがすごい
米アルファベットのグループ内には、世界トップ級のAI研究チームが2つある。米グーグルのGoogle Brainと英ディープマインドだ。グーグルが2022年4月に言語に関する汎用AI「PaLM」を発表した直後、ディープマインドが多芸さでPaLMを上回る「Flamingo」と「Gato」という2つのA…
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米メタが巨大言語モデルを公開 未熟で危険な技術を世に放つ成否
Facebookの運営元、米メタが2022年5月に、米オープンAIのGPT-3に匹敵する巨大言語モデル「Open Pretrained Transformer(OPT-175B)」を研究者向けに公開した。これまで悪用を恐れて公開していなかった、学習済みモデルやプログラム本体も公開したことがポイント…
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