
日経コンピュータ 中田敦のGAFA深読み
目次
-
GCPやOffice 365はもう無い? グーグルとMS、嫌な共通点
Google Cloud Platform(GCP)という名称は無くなったんです」。先日、あるシステムインテグレーターからこう伝えられて驚いた。PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)とIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)の総称であるGCPという名称は廃止となり、単に「G…
-
モヤモヤするiPhoneのAI性能 謎が明らかになる日も近い?
米アップルが毎年秋にiPhoneやiPadの新製品を発表する度に、筆者はモヤモヤとした感情を抱いてしまう。何に対してか。アップル製プロセッサーが備えるディープラーニング(深層学習)専用演算ユニット「Neural Engine」の性能についてである。
-
グーグルとMS、盟主はどちらか 盛り上がる「ゼロトラスト」同盟
ゼロトラストを巡る商戦が過熱している。2020年10月14日には米グーグルが、ゼロトラストに関連するベンダーのアライアンス(同盟)「BeyondCorp Alliance」の参加企業が増えたと発表した。同様の取り組みは米マイクロソフトなども進める。
-
「空気を読めない」フェイスブック 禁断のInstagram統合を強行へ
米国の大統領選挙まで1カ月と少しというタイミングで、米フェイスブックが動いた。同社は2020年9月30日(米国時間)、InstagramのダイレクトメッセージとFacebookのMessengerアプリの統合を間もなく始めると発表した。
-
今のご時世に「職住近接オフィス」 グーグルが抱える深刻な地元事情
従業員の在宅勤務を2021年夏まで継続中の米グーグルが新しいオフィス計画を明らかにした。在宅勤務に対応してオフィスを減らすのではない。逆に現本社近くに新しいオフィスキャンパスを、しかも職住近接の形で新設するというのだ。
-
アマゾンが衛星に1兆円を投資 「AWSの成功」再現を狙う
100億ドル(約1兆円)。米アマゾン・ドット・コムが低軌道衛星を使った世界規模のインターネット通信サービスである「Project Kuiper(カイパー)」に投じる予定の資金額だ。ソフトバンクグループが出資する英ワンウェブが経営破綻するなど、衛星インターネットに逆風が吹いているが、アマゾンは強気の…
-
AIスパコン世界一はどれだ グーグルからの挑戦状を読み解く
スーパーコンピューターのランキングといえば毎年6月と11月に発表されるTOP500が有名で、先日も日本勢の活躍が話題になった。しかし人工知能(AI)分野では別のスパコンランキングが盛り上がっているのをご存じだろうか。
-
グーグルがやってのけた Kubernetesでマルチクラウド
コンテナ管理ツールであるKubernetesによってマルチクラウドを実現する――。筆者はこれまでITベンダーによるそうした主張を冷ややかに見てきた。しかし米グーグルが2020年7月14日に発表した新サービス「BigQuery Omni」は筆者の見方を逆転させてくれた。
-
吉か凶か、業績不振の大銀行 グーグルのクラウドを選ぶ
クラウド市場で追い上げを図る米グーグルにとって、ターニングポイントがやってきた。ドイツ銀行は2020年7月7日(現地時間)、Google Cloudを複数年契約で利用することについてグーグルと合意したと発表した。グーグルはドイツ銀行の金融デジタル化も支援するという。
-
30年前のメインフレーマーが復活 過熱する量子コンピューター開発
量子コンピューターの開発競争がにぎやかになってきた。2020年6月にはコンピューター業界の「古豪」が先行する米グーグルや米IBMに挑戦状を突きつけた。その古豪とは航空宇宙大手の米ハネウェル。かつてのメインフレーマーが量子での返り咲きを目指している。
-
IC設計からソースコード変換まで 自ら学ぶAIが技術者の仕事を奪う
ディープラーニング(深層学習)によって開発されたAI(人工知能)が、IT技術者の仕事を次々と奪おうとしている。AIを開発する仕事が米グーグルのAutoMLなどによって自動化されているのは既報の通りだ。ここに来てグーグルや米フェイスブックが、「半導体チップを設計する」「プログラムを変換する」といった…
-
クラウドがVPNやWANを吸収 「雲が空を飲み込む」日も近い
インターネットの向こうに浮かんでいたクラウドが、最近は「エッジ(端)」と呼ばれ始めているのをご存じだろうか。ユーザーはまずクラウドにアクセスし、そこからオンプレミスのデータセンターやインターネット上の各種サービスを利用する。そんな企業システムの利用形態が急速に普及しているためだ。
-
グーグル系スマートシティー頓挫 地元が抱えた「苦悩」を次に生かせ
米アルファベット傘下のスマートシティー開発会社である米サイドウオークラボが、カナダのトロント市で進めていた都市再開発計画から撤退した。地元とのあつれきを抱えていたプロジェクトだったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不動産市況の悪化がとどめを刺した格好だ。
-
セキュリティーでも覇権を狙う グーグルに立ちはだかるあの会社
セキュリティー分野におけるKubernetes――。ここにきて米グーグルがセキュリティー事業に力を入れている。Kubernetesがコンテナオーケストレーションの分野で収めた成功パターンを、セキュリティー分野でも再現するのだという。米マイクロソフトもセキュリティーに注力しており、両社がこの分野でも…
-
AWS、需要爆増にびくともせず 強さの秘密は「客層」にあり
新型コロナウイルスの感染拡大の中、Amazon Web Services(AWS)の堅固さが印象的だ。競合がクラウド需要の急増を警戒して「新規利用できない場合がある」などと予告しているのに対して、AWSはテレワークや新薬開発などのニーズを積極的に取り込む姿勢を見せている。
-
新型コロナでクラウドも正念場 ビデオ会議爆増で浮上するリスク
新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大が、クラウドサービスの需要を急増させている。特に伸びているのはテレワークに欠かせないビデオ会議ツールだ。米グーグルの「Hangouts Meet」は1日の使用量が2020年1月に比べて25倍に増えた。
-
レジ無し「Amazon Go」を外販 虎の子技術を公開するアマゾン
米アマゾン・ドット・コムがついに、レジ無し店舗「AmazonGo」の技術を外販し始めた。高級食品スーパーの「Whole Foods Market」を買収するなど実店舗にも力を入れるアマゾンが、虎の子ともいえる技術を外部に提供するのは世間に驚きを与えた。しかし同社のジェフ・ベゾスCEO(最高経営責任…
-
米グーグルはVPNを使わない なぜなら「あれ」が危険だから
新型コロナウイルス対策として様々な企業で在宅勤務が推奨される中、VPNに関する発言を耳にする機会が増えた。「大勢が使い始めたので速度が落ちた」「社内からの利用申請が急増した」といった恨み言が中心だが、興味深いものもあった。「グーグルはテレワークにVPN(仮想私設網)を使っていない」のだという。
-
人間のような会話ができる グーグルのチャットボットが進化
チャットボットがいよいよ、会話の流れや一般常識を踏まえて発言できるようになった。米グーグルが2020年1月末に論文発表した「Meena(ミーナ)」だ。文章の内容を理解できるとして話題になった自然言語処理AI(人工知能)BERTでも使う「Transformer」という技術が進化の原動力となった。
-
グーグル、クラウド売上高1兆円に 先行くAWSは「あれ」 が1兆円
米グーグルの親会社である米アルファベットと米アマゾン・ドット・コムが発表した2019年10~12月期決算には、共通する興味深い数字が記されていた。どちらにもクラウド事業に関する「年間100億ドル(約1兆1000億円)超え」が盛り込まれていたのだ。だがその内容は全く違っていた。
日経クロステック Special
What's New!
IT
- ITの内製化にこだわるオープンハウス
- 自然言語処理がもたらすビジネス変革とサステナブルなパソコン選び
- クリニック向け営業を変革する新サービス
- 世界中で選ばれるローコード開発基盤とは
- ローコード/ノーコード開発の課題と対策
- 成功/失敗事例から読み解くローコード活用
- セールスフォースが提供するローコード基盤
- ローコード/ノーコード開発≫国内の動向は
- DXにおいて重要な3つのポイントとは
- 内製開発≫業務部門×IT部門の「共創」
- 「ローコード×自動化」が市民開発のカギに
- 【動画解説】DX推進でビジネスを変革
- 少人数のネットワーク管理を効率化するには
- 人的資本投資の現状や課題をLIVEで議論
- Slackに社内外の情報を集約する効果
- 経営に生かす人事DXの実現を支援!
- RPAはAIと統合!企業環境の自動化とは
- 情報共有に欠かせない「コンテンツ」の活用
- 顧客のDX加速に貢献するAWS
- 紙文書は電子化が必須!生産性向上の秘訣
- MAツールを活用し新規事業のDXを推進
- PPAPなどセキュリティー課題一発解決!
- コンテンツ配信の高度な機能を一括提供!
- 社会課題を解決するIoTプラットフォーム
- 今注目すべき「スーパーパワーズ」≫詳細
- サイバー攻撃対策「セキュリティの樽」とは
- データの“地産地消”を実現する仕組みとは
- 千代田区が描く「自治体DX」の理想像とは
- 非IT人財を巻き込んだDX戦略の実現法
- 富士通が目指す「心の豊かな」社会とは
- 誰ひとり取り残されないデジタル化の要諦
- DXで業務効率化は目指すな≫その理由は?
- セキュリティ対策≫成長企業の取り組みは?
- HCIで統合仮想化基盤に刷新、DXを加速
- 戦略的な「やらない選択」が重要に?
- 今選ばれる国産クラウド、その新基盤とは
- 世界最高峰カーレース、ホンダ優勝の舞台裏
- 急速に進むエッジコンピューティング
- 旭化成、サッポロビール≫AI活用最新事例
- プログラミング学習にはマウスの高性能PC
- デジタル化に向けたSaaS活用のススメ
- 日本郵船にインテルが聞く「データ利活用」
- 「レガシー対応」+「DX」両輪を回す極意
- 最新事例に学ぶ「データ仮想化」の導入効果
- 会社の信頼低下? 脱PPAPを急ぐ理由
- 画期的な新機能搭載 デルの新ノートPC
- 実はDXは「間違いだらけ」?理由と打開策
- ソニーミュージック事例/顧客データ活用法
- テレワーク環境で気軽な雑談を実現する方法
- 「2025年の崖」克服に必要なデータ管理