
日経コンピュータ 中田敦のGAFA深読み
目次
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アマゾンロッカーが日本上陸 ファミマが受け入れた理由
ちょっと間が悪かった。本コラムは前回、米国で経営不振の流通チェーンが窮余の策として米アマゾン・ドット・コムと提携し、アマゾンの商品を店舗で受け取れるようにしていると指摘した。するとその直後に、アマゾンが同じ取り組みを日本で始めたのだ。
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アマゾンに頼って経営破綻 トイザラスの教訓無視する小売業
玩具チェーンの「Toys“R”Us」は発祥の地である米国で、運営会社が2017年に倒産したことによって700店以上あった全店舗が閉鎖した。ところが2019年の年末商戦に合わせて同ブランドが米国内で復活する。名門小売りチェーンの数奇な運命は同業者にとって教訓になるだろう。
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「インスパイア系ラーメン屋」はOSSの世界でもう不要なのか
OSS(オープンソースソフトウエア)ビジネスの潮流は「Kubernetes」によって一変した。そのことを改めて感じさせる出来事があった。OSSビジネスを営む米メソスフィアが2019年8月5日(米国時間)、社名を「D2iQ」に変更したと発表したのだ。同社はOSSである「Apache Mesos」の主…
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フェイスブックが直面する「失敗尊重」文化の限界
完璧を目指すよりまず終わらせろ、激しく失敗しろ―。こうしたモットーが示すように、米フェイスブックには失敗を恐れず、失敗からの学びを尊重する文化がある。しかし最近の同社を取り巻く状況からは、そうした文化の限界も見え隠れする。
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100万種類のタスクを処理 万能AIがやって来る
現在のAI(人工知能)は基本的に1種類のタスクしか処理できない。画像認識AIには音声認識はできないし、大量の種類の昆虫を学ばせたAIは昆虫の種類を判別できるが、魚類の種類は判別できない。ところがこうした状況が近い将来、大きく変わる可能性がある。
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グーグルとセールスフォース 同時期にBIベンダー買収の事情
大型買収によってBI(ビジネスインテリジェンス)分野で勝負に出た米グーグルと米セールスフォース・ドットコムだが、買収先の選択には両社の個性が色濃く出た。グーグルが26億ドル(約2800億円)で買収する米ルッカーと、セールスフォースが157億ドル(約1兆7000億円)で買収する米タブローソフトウエア…
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GAFAは本国で嫌われ者 それを裏付ける2つの事件
米フェイスブックや米グーグルは日本人の想像を超えて本国である米国で嫌われている。市場の健全性や市民の生活を脅かす存在だと認識されているのだ。2019年6月18日(米国時間)にはそれを裏付ける事件が2つ起こった。
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グーグルが「肺がん診断AI」 3D画像認識の威力を知らしめた
物体の立体的な形状に基づいてそれが何かを判別する「3D(3次元)画像認識」はAI(人工知能)の応用領域を広げる上で最重要の技術になりそうだ。米グーグルが2019年5月20日(米国時間)に公表した「肺がん診断AI」はその威力を世に知らしめた。
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知られざるユニコーン、ルーン グーグルから独立した「上昇力」
米グーグルから独立した成層圏通信事業者の米ルーンは推定企業価値が10億ドル(約1100億円)を超える「ユニコーン」だった―― 。こんな事実が2019年4月のソフトバンクによる同社への1億2500万ドル(約140億円)に上る出資で明らかになった。
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ムーアの法則が終わると暗黒ではなく黄金時代が始まる
トランジスタの集積度が1年半~2年ごとに2倍になる「ムーアの法則」が間もなく終焉(しゅうえん)するとの見方が強まっている。ムーアの法則が終わってプロセッサーの性能向上が見込めなくなると、IT業界は「暗黒時代」に突入すると思いきや、コンピューター科学者は逆に「黄金時代がやってきた」と興奮し始めている…
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