

日経コンピュータ 大森敏行のプログラミングで行こう

目次
-
プログラミングでつまずく理由 原因はC言語のあの記法か
初心者がプログラミングでまず学ぶ必要があるのが変数と値だ。そのときには、「=」の意味に注意する必要がある。
-
プログラミングが上達しない理由 カギは初心者が軽視するあの機能
このコラムの主なテーマであるプログラミングは、なかなか思うように習得できない技能でもある。うまくいかない原因について、過去のコラムで何回か取り上げた。
-
NFTは難しいという常識は古い 鬼門の「作成」が簡単に
次世代Web技術「Web3」で重要な役割を果たすのが「NFT(非代替性トークン)」である。ブロックチェーンを利用してデジタルアイテムの一意性を保証するものだ。デジタルアイテムはコピーが容易なため、これまで常に海賊版の問題に悩まされてきた。NFTを利用すれば、本物とコピーを判別できるようになる。
-
AIが生成したコードは信用するな 脆弱性の巣窟になりがちなワケ
人間の質問に対して、AI(人工知能)が適切な回答を返してくれる「ChatGPT(チャットGPT)」が大人気だ。ChatGPTは様々な機能を持っており、文章の要約や翻訳なども可能だ。
-
注目集める疑似量子技術 「本物」とは何が違うのか
最近、量子コンピューターに関する記事で「疑似量子」という用語を見かけることが増えた。疑似という表現は「本物ではないが、本物に近い性質を持つこと」を意味していると考えられる。
-
いずれ人間の記者は不要になる AIが記事を書くようになる日
AI(人工知能)がチャットで様々な質問に答えてくれる「ChatGPT」というサービスが大きな注目を集めている。非営利のAI研究団体である米オープンAIが開発したものだ。2022年12月中旬時点でベータ版サービスという位置づけで、登録すれば誰でも試せる。
-
ノーコード・ローコードは楽か プログラミング不要という幻想
企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)では、相変わらず「ノーコード」や「ローコード」が大人気だ。全くコードを書かずに開発できるのがノーコード、少量のコードで開発できるのがローコードである。
-
カタコトプログラミングのすすめ Pythonを学ぶ意義は大きい
日本人が英語を話せないことはよく問題になる。一方、英語が全く理解できない日本人もあまりいない。英語で簡単な道案内くらいはできる人が多いだろう。いわば日本は「1億総カタコト英語社会」だ。
-
理論登場からまだたった14年 Web3の恐るべき成長スピード
今から14年前の2008年10月31日、「Bitcoin:A Peer-to-Peer Electronic Cash System」と題された論文が公表された。分散型のデジタル通貨、今でいうところの暗号資産である「ビットコイン」のアイデアが世に出た瞬間だ。ブロックチェーンやWeb3の歴史は、すべ…
-
プログラミング言語は単なる道具 しかし通常の道具とはかなり違う
世の中には多くの種類のプログラミング言語がある。プログラミングをするには、その中から言語を選ぶ必要がある。どんな言語を選ぶにせよ、プログラミングの目的はあくまでソフトウエアをつくることであり、言語は道具にすぎない。
-
独学でも教えてもらってもダメ なぜプログラミングができないか
今はプログラミングができないけれども、ゆくゆくはできるようになりたいと思っている人は多いだろう。そうした人は「独学でプログラミングができるようになるのか」を知りたいのではないだろうか。
-
カルト信者がつくったITサービス 安心して利用できるか
今回はとても扱いが難しいテーマを取り上げようと思う。ITと宗教についてだ。
-
技術者を精神的に追い詰める職場 心理的安全性の正体を考える
最近、職場の働きやすさとは何だろうかと考えている。働きにくい職場というと、業務量が多いいわゆる「ブラック職場」を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、本人にとってその職場がつらいかどうかは、必ずしも客観的な業務量や外から見たブラック度とは比例しない。
-
時代遅れのプログラミング言語? 流行でしか技術を見ない人々
私はよく街歩きをするが、毎回何らかの発見がある。自分の専門以外の分野で、有名な企業が新しい事業を始めているのを知ることもある。社会の雰囲気を自分の肌で感じることができるのだ。IT関連の記事に直接役立つことはまずないが、記事を書くうえでの土台になっている。
-
プログラミングができないSE これは理屈として成り立つか
システム開発では、システムエンジニア(SE)はなくてはならない職種だ。「SEはプログラミングができるべきか」はよく議論になる。SEが要件定義や上流設計に専念している場合は、プログラミングをしないことは不思議ではない。ただ「しない」のと「できない」のは全く異なる。
-
Web3は本当に日本に必要か 投機性が問題視されるNFT
私はWeb3に関する特集を日経コンピュータ2022年6月23日号に執筆した。そのころは「Webが生まれたころは従来のシステム開発エンジニアがWebを見下していたように、今のWebエンジニアがブロックチェーンに批判的なのには既視感がある」と感じていた。
-
学歴の実体は大学ブランド信仰 日本の技術力衰退の元凶か
今回は「学歴」について考えてみたい。「学歴にこだわるのはみっともない」と思っている人は多いだろう。社会でどれだけ活躍できるかどうかは、ほぼ100%本人の努力と実力による。
-
AIがプログラマーを駆逐する未来 人は何をすべきなのか
人工知能(AI)の歴史を振り返ると、これまで何度もブームと停滞の時期を繰り返してきた。現在は第3次ブームとされている。もっとも今ではAIの実用化が進み、ブームと呼ぶのはもはや違和感がある。
-
コピペするプログラマーの末路 あなたは先端IT人材になれるか
プログラミングでときどき話題になるのが、コードのコピー・アンド・ペースト(コピペ)だ。これは一般にはあまりいいイメージを持たれていない。能力が低いプログラマーを「コピペプログラマー」と呼ぶこともある。
-
あなたもWeb3で大もうけ? 知られざる「Solidity」の世界
私が今、気になっているのが「Solidity(ソリディティー)」という言語だ。最近、次世代のインターネット技術である「Web3」が大きな注目を集めている。Web3では、「イーサリアム」などのブロックチェーンの上で動作するプログラムでサービスを実装する。このプログラムを「スマートコントラクト」と呼び…