PR

 2019年3月のある日、「本当に持ち運べるノートPCが欲しい」と唐突に思った。持ち運び用のノートPCを持っていなかったわけではない。米アップルの「MacBook Pro 13インチモデル」を使っていた。重さは約1.5キロで、13.3型ディスプレーを搭載するノートPCとしては標準的な重さだ。それでもショルダーバッグに入れると、肩にずっしりと重さがかかる。

 そのときはまだこのコラムが始まることは決まっていなかったが、自分にプログラミング能力がないことに危機感を覚えていた。実力をつけるには、常にPCを持ち歩いてプログラムを書ける環境を整えるべきではないか。そうした思いから、持ち運び用のノートPCを買うことを思い立った。条件は軽いこと。ただし、軽いだけではなくきちんとタイピングできるキーボードの大きさも必要だ。

 購入したい製品は既に決まっていた。富士通クライアントコンピューティングの「LIFEBOOK UH」である。13.3型ディスプレー搭載PCで世界最軽量をうたう。展示会で実機に触れる機会があり、持ち上げてみると異様に軽かった。重さは700グラムを切っているとのこと。それがずっと私の頭に残っていた。早速、富士通の通販サイトにアクセスし、LIFEBOOK UHの直販用モデルである「LIFEBOOK WU2/C3最軽量モデル(以下、LIFEBOOK)」を注文した。

キッチンスケールで重さを測定

 1~2週間後に、自宅にLIFEBOOKが届いた。LIFEBOOKを最初に手に取ったときの印象は「意外に重さを感じる」ということだった。軽量とはいえ、700グラム近いのだから、その分の重さはある。そこでキッチンスケールで実際の重さを量ってみた。注文時にCPUやメモリーを変更しているので、その影響で標準仕様よりも多少重くなっているかもしれないと思ったのだ。計測した結果は694グラム。公表されている仕様では698グラムなので、それよりも軽かった。

 基本的には、このLIFEBOOKには満足している。ただし不満がないわけではない。まず、本体の表面に手の脂が付きやすい。表面はマット仕上げなのだが、手の脂が付くとその部分の黒色が濃くなり、汚くなる。

 最も不満なのが製品名だ。自分のノートPCをどう呼べばいいのかがはっきりしない。LIFEBOOK UHの直販モデルがLIFEBOOK WU2/C3という関係が分かりにくい。しかもLIFEBOOK WU2/C3には「軽量モデル」と「最軽量モデル」があるのがややこしい。

 今のところ、このPCにはまだ開発用ソフトウエアはインストールしていない。取りあえずインストールするのは、マイクロソフトの統合開発環境「Visual Studio 2019」やテキストエディターの「Atom」あたりだろうか。

今回の進捗

  • 競技プログラミングサイト「AtCoder」
     アカウントを作成しただけで、ほとんど手がついていない。取りあえず初心者用の問題を見ていきたいと思う。
  • 日本ディープラーニング協会(JDLA)の「G検定」
     『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト』を購入して通読。JDLAがG検定の推薦図書として挙げている『深層学習(機械学習プロフェッショナルシリーズ)』も購入した。こちらは数式が出てくる少し突っ込んだ解説書だ。最初は偏微分やノルムの記号が分からず戸惑った。大学の数学の授業で出てきたはずなのに、すっかり忘れてしまっている。自分の知識がいかにさび付いているかを思い知らされた。
大森 敏行(おおもり・としゆき)
大森 敏行(おおもり・としゆき) 1991年日経BP入社。主にソフトウエア開発やネットワーク技術に関する記事を執筆。日経バイト、日経コンピュータ、日経エレクトロニクスなどを経て、現在は日経 xTECH副編集長。