
ユーザー企業はコスト削減を目的に多くのシステム子会社を設立してきた。
中には親会社が経営破綻したり買収されたりして、全く別の社名に変わったり、会社が無くなってしまったケースもある。
2000年前後の大型ITアウトソーシングのブームに乗ってITベンダーに買収されたところも数多い。
一方で、親会社の傘下のまま、ITベンダーをしのぐ実力を付ける子会社も。
経緯や最新の経営状況は様々だが、金融危機やデフレ、親会社の都合に翻弄されながら生き延びてきた点は共通する。
独自の取材と調査により、全国200社の「今」に迫る。