
(出所:123RF)
[最終回]
一部のセキュリティインシデントの発生割合は低下傾向にある。IT予算に占めるセキュリティ関連費用の割合も低下した。ただしセキュリティ人材の不足は続いており、企業は採用のめどが立っていない。
[第4回]
2017年度は企業によるAIやIoTの導入が一段と進んだ。それに伴い企業が保有するデータの管理手法について注目が高まった。売上高1兆円以上の企業の9割がRPAを導入・検討中との実態も分かった。
[第3回]
企業のデジタル化が盛んになるにつれ、IT人材の確保が課題になっている。2017年度は企業のIT要員の増加傾向が過去5年間で最も強かった。中途採用による人材獲得が活発化しており、運用や開発担当者に人気が集まっている。
[第2回]
企業のデジタル化への取り組みが進んでいる。2017年度は全体の2割、売上高1兆円以上の企業では7割が取り組んだ。IT部門と事業部門の共同チームがデジタル化の主な担い手である。
[第1回]
2017年度における企業のIT予算は前年度より増え、2018年度はさらに伸びる。業種別に見ると「建築・土木」と「金融」の投資意欲が高い。IT投資によって解決したい課題は「業務プロセスの効率化」が最も多かった。