(写真:Getty Images、CG:Shige)
(写真:Getty Images、CG:Shige)

ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の被害が一向にやまない。東映アニメーションはアニメ番組用コンテンツを納品できなくなり、トヨタ自動車は取引先の被害で工場の稼働を停止した。いずれも事業継続に深刻な悪影響を及ぼしたといえる。倒しても倒しても復活するゾンビのごときしつこい攻撃に対して守る側の難度は高まる一方だが、手立てが皆無というわけではない。先進的な対策を実践する企業や専門家への取材を通じ、事業を止めない対策の勘所を探った。